「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日12月13日

 

理念と経営2025年12月号より

 

 

現場力

 

 

 TODAY'S
 
企業の教育力が最後の砦

 

新渡戸稲造先生は、「人間は個人を超えた大きな利益を考える時、他人を羨む気持ちは少なくなる」と述べています。日本が技術大国として生き残っていくためにも、企業の現場力が問われています。

P32抜粋

 

ポイント(要点)

■ 現場力こそ日本の“最後の砦”

  • 日本のテクノロジーは国際的に遅れつつあるが、現場の技術者が支え続けている。

  • 製造現場の日々の努力が報われるには、経営陣がマーケティング視点を持つことが必須。

  • 「教育力」=技術を次世代に継承する力が国力に直結する。

■ PESTの「T=技術」の遅れが競争力を左右する

  • OS・動画配信などは海外企業に依存し、デジタル赤字が拡大。

  • 日本企業のシェアが低下し続けるのは、政治(産業政策)と企業の挑戦不足の両方に原因。

■ ニッチ戦略こそ現代日本の生き残り策

  • 日本製部品のiPhone採用率も低下。

  • しかし、一部企業は“ニッチ × 高付加価値 × 独自技術”で世界に伍している。

  • ソフトウェアや三次元データ変換など、特定領域に特化することで高い参入障壁を築ける。

■ 技能五輪に見える「教育力の本質」

  • デンソーなどは技能五輪を“技術者の育成ツール”として活用し、
    企業教育を国家戦略級の重要事項として扱っている。

  • これを報じないメディア、戦略化しない政治は危機感が薄い。

  • ドイツはマイスター制度で国家として技術者育成を体系化している。

■ 現場が研究開発を怠れば、企業も国も衰退する

  • テクノロジーの遅れは、国力の遅れ。

  • 次世代に“負の遺産”を残さないためにも、現場力の強化は不可欠。


結論

日本の競争力は「現場力 × 教育力 × ニッチ戦略」でしか守れない。

経営者はマーケティング視点で現場を支え、現場は未来をつくる研究開発を止めてはならない。

  • 技術遅れは政治だけの問題ではなく、企業の学びと挑戦の不足でもある。

  • 大手と同じ土俵で戦うのではなく、** niche field(狭いけれど深い市場)で世界トップ**を取るべき。

  • 企業が教育力を失えば、日本の国力そのものが崩れる。


自社への活用

 

【1】ニッチ市場 × 高付加価値で戦う

【2】現場(職人・地域)の教育力を自社の武器にする

【3】不動産事業も「現場力 × 教育力」で差別化