「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は10月5日

理念と経営2026年10月号より
「巻頭対談」より

 

 TODAY'S
 
考える前に、まず動け

「途上国でブランドをつくる」「社会性とビジネス」 「大量生産と手仕事」など、一見矛盾するような物事を両立させつつ、新たな価値を創造してきたマザーハウス。「存在そのものが差別化されている」と評し、創業以来、見守ってきた経営学者の遠藤氏と創業者・山口氏との対談から学ぶ「サードウェイ」(第三の道)のつくり方

P08抜粋

 

巻頭対談「指導者の一念」

核心

「AかBか」と言われたら、本当に二択なのかを疑う。

マザーハウスがやってきたのは、

「途上国か先進国か」
「社会性かビジネスか」
「大量生産か手仕事か」

という二者択一ではありません。

AでもBでもない「第三の道」を自分たちでつくる。

ここに最大の独自性があります。


ポイント

大企業と同じことをすれば、資金・人材・規模で負けます。

だから中小企業は、

「他社より少し良い会社」ではなく、「そもそも比較しにくい会社」を目指す。

マザーハウスが「存在そのものが差別化」と評される理由もここでしょう。

他社を見ることは必要ですが、見すぎると他社に似ていく。

競争するより、自分たちにしかできない組み合わせを探す。


水平・量子的に考える

この記事で特に面白いのは、矛盾を消そうとしていないことです。

普通なら、

「どちらを選ぶか?」

と考えます。

しかし第三の道では、

「両方を成立させる方法はないか?」

と考える。

矛盾は問題ではなく、むしろイノベーションの材料になります。

簡単に両立できないからこそ、実現すれば他社が真似しにくい。


自社への活用

これは、これから何か新しいことを考える時に使える思考法だと思います。

 

どちらかを捨てる必要はありません。

むしろ、

「普通なら組み合わせない二つを組み合わせられないか?」

と考えてみる。


もう一つ重要なこと

ただし、第三の道は机の上だけでは見つかりません。

記事には、

「Fail Fast, Learn Faster」
「考える前に、まず動く」

という考えも出てきます。

つまり、

仮説 → 行動 → 失敗 → 軌道修正 → 再挑戦

です。

最初から第三の道が見えていたわけではなく、現場で何度も修正した結果として見つかった。

これは最近考えてきた「自分で試して確かめる」という姿勢ともかなり近いと思います。


結論

中小企業は、大企業の小型版になる必要はない。

資金や人数では勝てなくても、

「そんな組み合わせを考えるのか」

という独自性では勝てます。

そして、その答えは考え抜いてから動くのではなく、

動く → 確かめる → 修正する

ことで見つけていく。


自社の哲学との照合

最も重なるのはイノベーション・多様性・当事者意識です。

特に「多様性」は、人の多様性だけではありません。

一見矛盾する考え方を共存させることも、多様性です。

さらに「仕掛け人」という考え方にも近い。

誰かがつくった市場で競争するのではなく、

まだ名前のない第三の道を、自分たちで仕掛ける。

これは自社の方向性として非常に相性がいいと思います。