「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日9月30日
理念と経営2026年9月号より

人知らずして慍(うら)みず
ポイント
今回の中心は『論語』冒頭の「小論語」、特に最後の「人知らずして慍みず」です。
学ぶだけではなく実践する。実践して得たものを仲間と分かち合う。そして最後には、自分の考えや努力が理解・評価されなくても、腐らず、自分の為すべきことを続ける。
記事では、これを孔子自身の人生そのものとして捉えています。
特に印象的なのは、**「学ぶ→実践する→仲間と学ぶ→理解されなくても続ける」**という段階です。経営者の成長過程にもそのまま当てはまります。
水平思考で考える
「人知らずして慍みず」は、単に「我慢しなさい」という話ではないと思います。
むしろ、
「他人からの評価を、自分の行動の燃料にしすぎない」
という考え方ではないでしょうか。
新しいことを始めれば、「そんなことをして何になるのか」と言われることがあります。しかし、他人がすぐ理解できることだけをやっていれば、新しいものはなかなか生まれません。
量子思考で考える
一方で「自分は正しい。理解しない周囲が悪い」と考えるのも危険です。
だから、
信念を持つことと、自分を疑うことを同時に持つ。
これが重要です。
「理解されなくても続ける」と「間違っていても意地になって続ける」は全く違います。
小さく実践し、結果を観察し、必要なら修正する。しかし、根本の志まで簡単には曲げない。この往復運動が経営には必要です。
自社への活用
「評価されるか」より「実際にやって確かめる」
を基準にする。
同時に、失敗したら「理解されなかった」で片づけず、結果から学ぶ。
つまり、
学ぶ → やる → 確かめる → 修正する → またやる。
これを会社の習慣にすると強いと思います。
結論
孔子の言葉を現代の経営に置き換えるなら、
評価を求める前に、実践を積み重ねる。
ということではないでしょうか。
評価は自分では完全にコントロールできません。しかし、学ぶこと、行動すること、改善することは自分で決められます。