「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は6月9日

理念と経営2026年6月号より
「特集」

法政大学
 

法政大学大学院 地域創造インスティテュート

政策創造研究科 キャリアデザイン学部

 

教授 石山恒貴(いしやま・のぶたか)

 

 

 

 TODAY'S
 
人はみな個性豊かな才能の持ち主

人材不足の時代の今、会社と社員が互いに「選び、選ばれる」関係になるために必要な考え方とは何か。

 人的資源管理やキャリア形成に詳しい石山教授に聞いた。

P26抜粋

ポイント

  • 石山恒貴は、これからの時代は企業と社員が

    「選ぶ・選ばれる関係」

    になると指摘している。

  • 現代の求職者は、給与や待遇だけでなく、

    「自分らしい人生(ライフキャリア)」

    を実現できる会社かどうかを重視している。

  • 人材が集まる企業には、

    社員の声を制度に反映する文化

    がある。

    例として、

    • 子育て支援
    • 時短勤務
    • フルリモート勤務

    など、個々の事情に寄り添う制度を整えている。

  • これらの企業に共通するのは、

    「お互いさま」

    の精神である。

  • 人は皆、

    個性豊かな才能(タレント)

    を持っている。

  • 従来型の日本企業は、

    弱みの改善

    に注力してきた。

  • しかし本当に伸びるのは、

    強みを発見し、伸ばすこと

    である。

  • これを

    タレントマネジメント

    と呼ぶ。

  • 人は、

    どこで大化けするかわからない。

    だから経営者は、

    「人は可能性のかたまり」

    と信じる必要がある。

  • 東京ディズニーランドの「カストーディアルキャスト」の例では、

    単なる掃除ではなく、

    「ゲストの幸せをつくる仕事」

    と再定義したことで、

    自発的な創意工夫が生まれた。

  • 重要なのは、

    仕事の意味や価値を対話によって共有すること

    である。

  • 採用においても、

    スキル重視ではなく、

    理念や文化への共感

    を重視したほうが長期的には有効である。


結論

これからの経営に必要なのは、

「人の強みを信じること」

である。

人を評価するのではなく、

人の可能性を引き出す。

弱みを矯正するより、

強みを伸ばす。

スキルを求めるより、

理念に共感する人を育てる。

これが、

人材不足時代を生き抜く組織づくりの本質である。


自社への活用

1. 家族・協力者の「強み」を見つける

現在のチームには、

  • (プロモーション・SNS・記録)
  • (実務・農作業支援)
  • 職人(技術・創造性)
  • エンジニア(システム構築)

それぞれ異なる強みがある。

苦手なことを改善するより、

得意なことを任せる

ことを優先する。


2. 「仕事の意味」を共有する

例えば、

サイト制作は、

単なるホームページ制作ではなく、

「100年後も残す仕事」

である。

外国人支援は、

「外国人と地域が共生する未来を作る仕事」

である。

仕事の意義を共有することで、協力者のやりがいが高まる。


3. 採用・協力者選びは理念重視にする

スキルだけで選ぶのではなく、

  • 地域創生への想い
  • 日本文化への共感
  • 多文化共生への理解

など、

理念への共感

を重視する。

長期的にはそのほうが強い組織になる。