「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は6月1日
理念と経営2026年6月号より

報道
「僕にとって『ニュースステーション』とは、結局『テレビとは何か』を考えることだった。
テレビにしかできない報道とはどういうものか」
ポイント
- 久米宏は、テレビ報道において
「テレビにしかできないことは何か」
を問い続けた。 - 番組内では、ニュースを単に読むのではなく、
「一人の人間として存在する」
「視聴者の立場で考える」
「生きた言葉で伝える」
ことを大切にしていた。 - しかし番組の影響力が大きくなるにつれ、
テレビが政治を動かし、
政治がテレビを利用するという問題に直面した。 - 特に小泉純一郎政権時代には、「小泉劇場」と呼ばれるメディア戦略が展開され、テレビもその一部になっていった。
- 久米氏は、自分が「視聴者代表」であるべきなのか、「ジャーナリスト」になるべきなのかという葛藤を抱え続けた。
- 久米氏が考えるテレビの本質は、
「生きている人間を生々しく映し出すこと」
にあった。 - ロッテ対近鉄戦の中継では、優勝を逃した選手たちの表情を丁寧に映し出すことを重視した。
結果ではなく、人間の感情やドラマに価値を見出していた。
結論
本当に人の心を動かすのは、情報そのものではなく、
その背後にある「人間の姿」である。
影響力が大きくなるほど、本来の目的や視点を失いやすい。
だからこそ、自分は誰のために発信しているのかを常に問い続けなければならない。
久米宏氏の姿勢は、
「事実を伝えるだけでなく、人間を伝える」
という報道の原点を示している。
自社への活用
- 観光地ではなく“人”を発信する
地域取材では、景色や施設紹介だけでなく、
職人・移住者・農家・地域住民の想いを中心に発信する。 - 外国人支援でも“制度”より“体験談”を重視する
・・・・ではルール説明だけでなく、
「実際に困った外国人がどう解決したか」
を共有し、人間味のあるコンテンツを増やす。 - SNSで数字より共感を優先する
アクセス数や再生数だけでなく、
「誰かの人生に役立ったか」
「地域の魅力が伝わったか」
を評価基準に加える。