「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日5月27日
理念と経営2026年5月号より

実践から学び、己の主観を磨け
文筆家
山城真路(やまぎしんじ)
ポイント
- 野村克也は、「限界を超えた後にどれだけやれるか」が本当のプロだと考えていた。
窓際や不遇な状況でも腐らず、続ける姿勢が“実”を生む。 - 引退後、将来への不安を抱えていた野村に対し、草柳大蔵は
「どんな小さな仕事でも全力を尽くせ。見ている人は見ている」と助言した。 - 野村が東京ヤクルトスワローズ監督に就任できた背景には、評論家時代も手を抜かず積み重ねた“実践の蓄積”があった。
華やかさではなく、継続的な努力と信頼が評価された。 - 松下幸之助も、毎日の実務こそが話す内容の源泉だと考えていた。
実践を通じて得た知識だからこそ、人の心を動かす。 - 中国古典「菜根譚」の教えとして、
「遅く咲く花ほど長く続く」という考えが紹介されている。
一時的な派手さより、長期的な積み重ねが重要。
結論
本物のリーダーシップや人格は、知識だけではなく「実践の積み重ね」から生まれる。
不遇な時期や目立たない仕事でも手を抜かず続けた人には、後から必ず“実”として評価が返ってくる。
また、人生の停滞期や準備期間は無駄ではなく、次に高く飛ぶための「知の蓄積期間」でもある。
自社への活用
- 小さな仕事でも“見られている前提”で積み上げる
派手ではない日常業務を丁寧に積み重ねることで、将来的な信用や紹介につながる。 - 実践データを“自社の知”として蓄積する
記録し続けることで、他社には真似できない「実践知データベース」を構築できる。 - 停滞期を“準備期間”として活用する
すぐ収益化しないプロジェクトも、将来の飛躍のための“伏せる時間”と捉え、継続する。