「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日5月19日
理念と経営2026年5月号より

人を笑顔にできるものを生み出したい
大ヒット商品を生み出した成功の秘訣を探る本企画。「コップのフチ子」を世に送り出した奇譚クラブは、第五次力プセルトイブームが到来している現在も業界の最前線を走り続ける。取材を通して、モノづくりに対する純粋な姿勢が見えてきた。
P52抜粋
ポイント
- Kitan Clubは、「コップのフチ子」という大ヒット商品を生み出したが、成功要因は“売れた数”ではなく、「人が楽しみ、会話が生まれたこと」にあると考えている。
- Daiki Furuyaは、「コップのフチ」という誰も考えなかった発想に可能性を感じた。
“新しさ”と“人が遊ぶ姿が見えること”を重視している。 - フチ子はSNS時代と連動し、「写真を撮って共有する文化」にハマったが、同時に居酒屋や喫茶店でリアルな会話も生んだ。
- 商品企画会議では、「面白い」「笑える」「新しい」と感じるかが唯一の基準。
数字や市場分析より、“自分たちの心が動くか”を重視。 - 「いい企画」とは、“人が並ぶ姿”や“買った後の遊び方”が見える企画。
- 他社の真似を極端に嫌い、「真似は負けを認めること」と考えている。
- 売上拡大よりも、“面白い商品を作ること”を優先するため、商品数を絞り、小規模組織を維持している。
- 原価率が高くても、「神は細部に宿る」という思想で品質を追求。
- アイデアの源泉は「好奇心」。
街・人・遊び・SNS・旅など、日常のすべてを企画のヒントとして吸収している。 - 企画担当者全員が「カプセルトイ好き」であり、“自分が本当に好きなもの”を仕事にしている。
結論
ヒット商品は、「市場調査の結果」だけでは生まれにくい。
“自分たちが本気で面白いと思えるもの”を、細部まで妥協せずに作り込み、人がどう遊び、どう会話するかまで想像できた時に、ヒットの芽が生まれる。
また、「小さいから自由」という思想が、独創性を守っている。
自社への活用
- “人が遊ぶ姿”まで見える企画を作る
「利用者が誰とどんな会話をするか」まで想像して設計する。 - “真似”ではなく“地域独自の違和感”を強みにする
自分が感じた独特の文化や景色をそのまま企画化する。 - 小規模だからできる“細部へのこだわり”を武器にする
大量生産ではなく、ストーリー・体験・質感・手触りを重視した発信や商品設計を行う。