「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は5月6日
理念と経営2026年5月号より
「特集」
千葉大学大学院
社会科学研究院経営学専攻
教授
清水 馨(しみずかおる)

その決断は、「質的成長」自社にもたらしますか?
「企業の存続に、経営者の意思決定はどう関与しているのだろう?」そ んな疑問から、清水教授の研究が始まった。二〇年余にわたるインタビュー調査から見えてきたのは、存続企業の経営者の多くが、自社の 「質的成長」を重視して意思決定している、ということだった。
P20抜粋
ポイント
① 意思決定は「日常の積み重ね」
- 経営者は大きな決断だけしているわけではない
- 日々の小さな判断の連続が経営になる
👉 意思決定=日常の思考習慣
② 成長には「量」と「質」がある
- 量的成長:売上・規模の拡大
- 質的成長:仕組み・人材・組織の深化
👉 本当に重要なのは質的成長
③ 量的成長は「落とし穴」になりやすい
- 急拡大 → 教育不足 → 品質低下
- 組織の歪み → トラブル増加
👉 数字だけの成長は崩壊リスク
④ 優れた経営者は「見える化」と意識改革
- 問題を具体的に示す
- 社員に現実を理解させる
👉 組織全体で質を上げる
⑤ 強い会社は「仕組み」で成長する
- 人を増やす前に仕組みを改善
- 教育・スキルを上げる
👉 効率 × 能力 = 持続的成長
⑥ 大きな決断は日常から生まれる
- 小さな判断の質が高い
→ 大きな意思決定も正しくなる
👉 日常の精度が未来を決める
■結論
👉 企業の存続は「質的成長を重視した意思決定の積み重ね」で決まる。
そして
👉 量を追うだけの経営は、必ずどこかで崩れる。
■自社への活用
① 「質的成長」を意思決定の基準にする
判断基準を一つ追加する:
「この決断は質を上げるか?」
② 人を増やす前に「仕組み」を改善
人員増ではなく
マニュアル・流れ・教育を整える
③ 「小さな判断の精度」を上げる
日常でやるべきこと:
- 現場の違和感を見逃さない
- 数字と実態のズレを見る
- 小さな改善を積み重ねる
これが将来の大きな成功判断になる