「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は4月6日
理念と経営2026年4月号より
「特集1」
タレント
山里亮太(やまざとりょうた)

努力の天才になる方法
テレビ番組で山里亮太さんを見かけない日はない。「小田和正じゃないのに言葉にできない」など、独創的かつシュールな言葉選びで笑いを誘う。その唯一無二のセンスは、長年の泥臭い勢力によって磨かれてきたことをご存じだろうか。
P19抜粋
ポイント
1. 才能差は「努力の設計」で埋められる
山里亮太さんは、自分を「サボる人間」「退路をつくるのがうまい人間」と認識していました。
だからこそ、根性論ではなく、逃げ道を先に塞ぐ仕組みを自分で作っていたのが特徴です。
- 周囲に「芸人になる」と宣言する
- 引き返したら恥ずかしい状況をつくる
- 退路を断って、続けるしかない環境を整える
つまり、努力の天才とは「意志が強い人」ではなく、
努力せざるを得ない構造を自分でつくれる人です。
2. 評価されない時期を「才能不足の証明」にしない
努力しても評価されないと、人はすぐに
「自分には才能がないのでは」
と考えがちです。
しかし山里さんは、そこで逆に
- 苦しいのは本気でやっている証拠
- 逃げたくなるのは成長の手前
- 努力できた日は自分を褒める
と意味づけを変えていました。
これは非常に重要です。
同じ現実でも、
どう解釈するかで継続力が変わるからです。
3. 天才に勝てなくても、「努力で伸ばせる武器」はある
山里さんは、自分はひらめき型の天才ではないと認めた上で、
その代わりに言葉を武器にしました。
- 辞書を読む
- 副詞辞典、助詞辞典を使う
- 気になった表現をメモする
- 映画、漫画、テレビ、ラジオから語彙を蓄積する
つまり、天才と同じ土俵で勝負するのではなく、
努力で積み上がる分野に戦場を移したのです。
4. ルール化すると、努力は続けやすい
「ストイック」と見える行動も、本人の中では
罪悪感を減らすためのルール化でした。
例えば、
- 漫画から好きな言い回しを5つメモする
- 気づいた言葉は全部書く
- 失敗はノートに残す
こうすると、「今日は何もしていない」という不安が減る。
つまり努力は、気合よりも
小さく回る習慣設計が重要だということです。
5. 嫉妬や失敗も、燃料に変えられる
山里さんは嫉妬や失敗を否定していません。
むしろ、それをノートに書き出し、努力の燃料に変えています。
- 嫉妬 → もう一本ネタを書く
- 失敗 → 次の修正材料にする
- 落ち込み → 頑張っている証拠と捉える
これは非常に実践的です。
人は感情を消せません。
だから大切なのは、
感情をなくすことではなく、使い道を変えることです。
6. 軌道修正は敗北ではなく、前進の一部
山里さんは、一度決めたら徹底してやる。
しかし、違うと思ったら何度でも軌道修正すると語っています。
これは大事です。
- やり切る
- だめなら修正する
- その過程で得たスキルは残る
つまり、
努力はゼロにならない。
目標そのものに届かなくても、途中で得た力は自分に残るという考え方です。
結論
この文章の核心は、
努力は才能ではなく、構造・言語化・習慣化によって再現できる
という点です。
山里さんの強さは、天才的なひらめきよりも、
- 退路を断つ
- ルールをつくる
- 言葉を蓄積する
- 嫉妬や失敗を燃料に変える
- 軌道修正を恐れない
という、極めて実務的な努力の仕組みにあります。
つまり、
「努力の天才」とは、頑張れる人ではなく、頑張り続けられる仕組みを持つ人です。
自社への活用
1. 自社の強みを「努力で積み上がる武器」に絞る
山里さんの「言葉」を武器にしたように、
自社が努力で勝てる領域を明確にすることです。
「積み上げ型の強み」に集中する
2. プロジェクトごとに「小さな努力ルール」を作る
気合いよりもルール化
例
- 毎日1件、地域資源のメモを取る
- 毎週1回、空室対策の改善案を1つ出す
- 毎週1本、SNSやブログの素材を蓄積する
- 月1回、失敗ノートを見返す
これにより、
大きな成果より先に、止まらない仕組みができる。
3. 嫉妬・不安・停滞感を「修正エネルギー」に変える
- 落ち込むだけで終わるのではなく
- ノート化する
- 改善案にする
- 次の行動に変える
ことが重要です。
感情管理ではなく、感情活用
の発想を持つ