「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は3月4日

理念と経営2026年3月号より
 

多摩大学大学院名誉教授
21世紀アカデメイア学長

田坂広志(たさか・ひろし)

 

 

 TODAY'S
 
「言葉の力」を磨く

「言葉の力」。それは、経営者に求められる最も大切な力だが、では、この力を身につけ、磨くには、どうすれば良いのか。そのためには「三つの修業」がある。それは簡単な修業ではないが、それを続けるならば、いつか、語る言葉に「言霊」が宿るようになる
P16抜粋

【ポイント】

1️⃣ 抽象ではなく「情景」を語る

  • 「顧客第一」では響かない。

  • 雨の中を走る店員の姿を語ると心に残る。

→ 人は理念ではなく“場面”に動かされる。


2️⃣ 体験、とくに失敗を語る

  • 読んだ知識は力にならない。

  • 失敗を内省し、学びに昇華した話は伝わる。

  • 「経験」を「体験」に深めることが必要。

→ 失敗こそ最良の教材。


3️⃣ 本気で信じていることを語る

  • 表面の言葉より深層の意識が伝わる。

  • 信じていない未来は響かない。

  • 信念とは「生き様」と「覚悟」。

→ 言葉は信念の反映。


4️⃣ 言葉を超える「言霊」

  • 情景描写力

  • 内省力

  • 信念

この三つを磨いたとき、
言葉に“重み”が宿る。


【結論】

✔ 抽象的スローガンは心を動かさない。
✔ 失敗を内省した体験談が信頼を生む。
✔ 信念のない言葉は見抜かれる。
✔ 経営者の言葉は「覚悟の表明」である。

経営とは、言葉で未来を描く仕事である。


【自社への活用(3つ)】

1️⃣ ・・・経営での言葉の再設計

「安心安全な住環境」ではなく
・水道トラブルを即日解決した話
・長期入居者とのエピソード

情景を語ることで入居者も仲介業者も動く。


2️⃣ ・・・・プロジェクトの物語化

「伝統を守る」ではなく
・職人の一日の作業風景
・注文が途絶えた日の悔しさ

失敗も含めて語る。
それがブランドになる。


3️⃣ 信念の明文化

「東京からうらやましがられる地域にする」

なぜ?
どんな情景?
あなたは本気でそれを信じているか?

ブログやSNSで、
抽象ではなく情景で語る。