「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日2月19日
理念と経営2026年2月号より

「勝つことのみが善である」
元株式会社三井住友銀行取締役専務執行役員
宿澤広朗(しゅくざわ・ひろあき)
① ポイント整理
1️⃣ 「約束は守り、嘘はつかない」
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宿澤広朗の座右の銘。
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勝利を目指すが、手段を選ばないことはしない。
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「神商(しんしょう)」=品格ある職業人。
核となる考え
・勝つことは善。ただし前提は誠実さ。
・ルールを守ることが長期的勝利の条件。
2️⃣ ゲームメーカーとしての視座
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ラグビーではスクラムハーフ=攻撃の起点。
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銀行でも案件をまとめる“組み立て役”。
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組織の流れを読み、最適解を選択する能力。
本質
・リーダーは主役ではなく「流れをつくる人」。
・守りと攻めの切り替え判断が重要。
3️⃣ 勝利への執念と冷静さ
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就任時「スコットランドに勝てる」と宣言。
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歴史的勝利を実現。
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同時多発テロ時も冷静に陣頭指揮。
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ピンチをチャンスに変える瞬時の判断力。
到達点
・覚悟ある言葉が現実を動かす。
・強運は準備と胆力の上に乗る。
4️⃣ 「勝つことのみが善である」の真意
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自由競争の中で勝ち続けることが社会貢献。
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ただし、弱者を踏みつける勝利は許されない。
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勝利と品格は両立する。
整理
・倫理なき勝利は持続しない。
・信頼は最大の資産。
② 結論
✔ 勝利は目指すべきだが、誠実さが前提。
✔ リーダーは流れを読む“ゲームメーカー”。
✔ 危機時の冷静な判断が真価を決める。
✔ 信頼を積み上げた者にのみ「強運」は訪れる。
③ 視点を広げて考える
・あなたは勝ち方を設計しているか?
・勝つための前提条件(倫理・信頼)は整っているか?
・守りと攻めの切り替えは速いか?
・言葉に覚悟を込めているか?
④ 長期戦略で考える
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短期利益より信用残高。
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実力×誠実さ=再現性のある勝利。
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強運は偶然ではなく「積み上げの副産物」。
つまり、
勝ち続ける人は、人格で土台を固めている。
⑤ 自社への活用(3つ)
1️⃣
→ 信頼残高を増やす経営へ。
あなたは資格保有者(宅建・電工等)。
これは「神商」に近い姿勢。
2️⃣
・文化支援を“かっこよさ”で終わらせない。
・職人・顧客・地域に対し誠実であることを最優先。
→ 長期的ブランド構築。
3️⃣ 危機管理思考
・金利上昇・景気後退を前提に構造設計。
・攻め(投資)と守り(キャッシュ確保)の切替速度を高める。
→ 宿澤型のゲームメーカー視点。