「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は1月27日
理念と経営2026年1月号より
諏訪中央病院名誉院長
鎌田實

人生の節々でも”身辺整理”を
ポイント(要点整理)
1. 身辺整理は「終活」ではなく「節目ごとの再設計」
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身辺整理は人生の終点のためだけでなく、40〜50代からの次のステージへの準備。
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大掃除を分散するように、人生も「定期的な棚卸し」が必要。
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キャリア・役割・責任をいったん見直すことで、次の可能性が見える。
2. 「がんばらない」決断が人生を前に進める
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鎌田氏は、医師としてのやりがいがありながらも、院長・経営者としての重圧に違和感を覚えた。
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56歳で病院を退き、NPO活動へと舵を切った決断が、結果として社会的価値を拡張。
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無理を続けるより、役割を手放すことで新しい貢献が生まれる。
3. 残すべきものの優先順位
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「財を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上」(後藤新平)
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さらに重要なのは
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財 → 事業 → 人
が 循環する環境をつくること。
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鎌田氏は、黒字経営・地域医療モデル・人材が集まる病院という「仕組み」を残した。
4. 最後の身辺整理=「何も残さない」
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人はゼロで生まれ、ゼロで逝く。
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財産・能力・経験は、社会に還元し、使い切るためにある。
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「何を残すか」ではなく、「いかに使い切るか」を考えることで、今の人生が濃くなる。
結論(一本の軸)
身辺整理とは、縮小ではなく拡張のための行為である。
定期的に役割や所有を手放すことで、
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人生の自由度が上がり
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次の挑戦にエネルギーが回り
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最終的には「人と仕組み」が社会に残る
「がんばらない選択」こそが、健康寿命と社会的寿命を同時に延ばす。
自社(あなた)への活用
※水平思考 × 量子思考で整理します
① 水平思考:医療 → 経営・地域・不動産への転用
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鎌田氏の「地域医療モデル」
→ 地域で完結する経済・暮らし・住まいの設計 -
病院経営で行った
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黒字化
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魅力的な仕組みづくり
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人材が集まる環境
→ あなたの
賃貸経営・地域プロジェクト・伝統産業支援 にそのまま応用可能。
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② 量子思考:一気に決めない・並行実験
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いきなり「終の棲家」「一本化」を決めない。
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今やっている
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不動産
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観光
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伝統工芸
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投資
は、すべて 並行する実験。
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身辺整理とは
「やめること」ではなく「重みづけを変えること」。
③ 実装レベルでの活用アクション
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モノの身辺整理
→ 不動産・事業・口座・役割の棚卸し -
「残す」より
→ 「次世代が回せる形にする」 -
ゴールは
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自分が抜けても回る
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人が育つ
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地域に価値が残る
仕組みづくり。
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