「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日1月23日
理念と経営2026年1月号より

最後は「実力以外」が勝敗をわける
文筆家
山城真路(やまぎしんじ)
ポイント
1. 大勝負は「実力以外」で決まる
野村克也の言葉
「大きな試合ほど、勝負は実力以外で決まる」
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ワールドシリーズ最終局面での起用は、合理性だけでは説明できない
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勝敗を分けたのは覚悟・信頼・責任の引き受けだった
2. 決断の本質は「責任を誰が取るか」
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連投というリスクを承知で、山本由伸を託した判断
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失敗時の批判を監督が一身に背負う覚悟があった
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指揮官の仕事は「正解を選ぶ」ことではなく、人を信じること
3. 「社員(選手)を知っている」ことが最大の武器
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ロバーツ監督の言葉「私の仕事は選手を知ることだ」
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能力ではなく、状態・覚悟・人間性を把握しているからこそ任せられる
4. 献身性がチームに“見えない力”を生む
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山本の自己犠牲的な準備
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大谷翔平の「TEAM EFFORT」という姿勢
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役割変更を受け入れ続けた佐々木朗希
→ 個の振る舞いが組織全体の温度を上げた
5. 「強いチーム」と「勝つにふさわしいチーム」は違う
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戦力があるだけでは勝ち切れない
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役割を全うする文化が、最後の一押しになる
結論
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勝負どころで差を生むのは、
実力 × 信頼 × 覚悟 -
最後に勝つのは、
「任せる勇気」と「責任を引き受ける覚悟」を持つリーダー -
組織の成果は、個々の献身が積み重なった“見えない力”で決まる
自社への活用
1. 決断の前に「誰が責任を取るか」を明確にする
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正解探しより、覚悟の所在をはっきりさせる
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任せるなら、失敗時の矢面は経営が立つ
2. 数字より「人の状態」を見る
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スキル・実績だけでなく
今、何を背負っているか/何を望んでいるかを知る -
それが勝負所での判断精度を上げる
3. 献身が評価される文化をつくる
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成果だけでなく、
役割を全うした姿勢を言語化して称える -
「自分のため」より「チームのため」が選ばれる空気をつくる