「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は1月16日

理念と経営2026年1月号より
「特集2」

旭鉄工株式会社
代表取締役社長

木村哲也(きむらてつや)

 TODAY'S
 
“社長の分身”が見守る、人が価値を生む現場

赤字続きの会社を立て直すため、改革を断行した木村社長。現在は自らの分身「AI キムテツ」を育てながら、現場にAI活用の文化を根付かせている。トヨタ仕込みのカイゼン回精神と最先端デジタル技術を融合させ、現場改革に挑む木村さんの挑戦に迫る。
P58抜粋

 

ポイント

1. AIを根付かせた起点は「社長が最初に使う」こと

  • AI活用を浸透させるために、まず社長自身が日常的にAIを使う

  • 自身の思考・著書を学習させた「AIキムテツ=社長の分身」を育成

  • AIを「特別なIT」ではなく「仕事の道具」にした


2. 改革の土台はトヨタ流カイゼン思想

  • 哲学は
    「わりきり・やりきり・おもいきり」

  • 小さな改善を積み重ねることで、

    • 電力消費42%削減

    • 同じ売上で約10億円の利益改善

  • DXは目的ではなく、現場改善の延長線


3. AIは“判断者”ではなく“補助脳”

  • AI製造部長が異常値・改善案を自動提示

  • 最終判断と指示は必ず人間が行う

  • 「AI任せにしない」ことが現場の行動を止めない鍵


4. 暗黙知をAIで形式知化

  • 改善ノウハウを蓄積した「カイゼンGAI」を開発

  • 部長クラスの知見もAIクローン化

  • 属人化していたノウハウを、誰でも引き出せる資産に変換


5. 挑戦を生む文化は「否定しない」姿勢

  • 改善案はとにかく褒める

  • 失敗しても叱らない

  • その結果、現場発のAI活用・自動化アイデアが連鎖的に誕生


結論

  • AIで会社を変えたのではない

  • 人を信じる文化 × 小さな改善 × AI が会社を変えた

  • AIは「60点を一瞬で出す存在」
    100点に近づけるのが人間の仕事

  • 経営の本質は「知能化」だが、主役は最後まで人


自社への活用

1. まずは「社長AI」を作る

  • 理念・過去の判断・文章をAIに入れる

  • 社内の相談窓口・壁打ち役として使う

  • AI導入=現場任せ、にしない


2. ノウハウを“検索できる資産”に変える

  • 改善事例・失敗事例をAIに蓄積

  • 「あの人しか知らない」をなくす

  • 小さな業務AIから始める


3. AIの答えを“叩き台”として使う

  • 完璧を求めない

  • 60点を速く出し、人が磨く

  • 判断力そのものを組織の価値にする