「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は1月3日
理念と経営2026年1月号より
「巻頭対談」より

ナンバーワンになれる“土俵”はどこだ?
創業一九一八(大正7)年。一本のガラス製マホービンから歩みが始まった同社は、 日常生活を彩る数々の家庭用品を世に送り出し、その地位を不動のものにしてきた。 「象印ブランド」を守りつつ、さらなる変革への挑戦を牽引する四代目・市川社長の経営哲学に、歴史家の加来氏が切り込む。
P08抜粋
① ナンバーワンになれる「土俵」を見極める
**市川典男**氏の最大の判断は、
「家電メーカー」という土俵から降り、
「家庭用品メーカー」という本来の立ち位置に戻ったこと。
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巨大企業がひしめく土俵では勝てない
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しかし、原点の分野ならナンバーワンを狙える
👉 戦う場所を変えることは、逃げではなく戦略。
② 原点回帰が組織を強くする
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創業の出発点は「電気を使わない家庭用品」
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そこから
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スローガンの再定義
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ロゴの復活
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ブランドの再構築
へとつながった
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👉 原点を明確にすると、社員の判断が揃う。
③ 裏方で日本一になった経験が経営の基礎
市川氏の原点は、
「選手ではなく、主務(裏方)として日本一を目指した」大学テニス部時代。
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自分が勝てる役割を見極める
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チーム全体で勝つ設計をする
👉 経営とは、才能よりも役割設計。
④ 他社を見ない。自分たちの発想で作る
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横並び・模倣はしない
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「どこにも真似できないもの」を作る
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デザインと開発をあえて緊張関係に置く
👉 オンリーワンは、方向性を変えることで生まれる。
⑤ 集中の後に、多角化を解禁する
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就任後20年は「選択と集中」
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ブランドが固まった後に、多角化を解禁
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食堂
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電子レンジ
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飲食・体験型事業
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👉 順番を間違えないことが、長寿企業の条件。
結論
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勝ち続ける企業は、
「強くなる努力」より「勝てる場所」を選んでいる -
ナンバーワンになれない土俵では戦わない
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原点に立ち返り、自分たちの定義を決め直す
👉 戦略の本質は「何をするか」より「どこで戦うか」。
自社への活用
① 自社の「土俵」を言語化する
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自社は何屋なのか
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本当に勝てる分野はどこか
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巨大企業と同じ土俵に立っていないか
👉 まずは定義を変える。
② 原点を戦略の判断基準にする
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創業時の顧客
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最初に評価された価値
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なぜ選ばれたのか
👉 原点がブレなければ、戦略はブレない。
③ オンリーワンを組織で作る
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他社比較をやめる
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顧客起点で考える
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部門同士を適度にぶつける
👉 「自走する組織」が育つ。