「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は1月1日
理念と経営2026年1月号より

危険な道
「危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。ほんとうはそっちに進みたいんだ。
危険だから生きる意味があるんだ」
ポイント(要点整理)
①「危険な道=本当に行きたい道」
岡本太郎 の言葉
「危険だ、という道は必ず、ほんとうはそっちに進みたいんだ」
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人が「危険」「非常識」「無謀」と感じる道は
本能的に避けたい=同時に惹かれている道 -
生きる意味は、安全圏ではなく緊張のある場所に宿る
② 岡本太郎は「惰性」と闘い続けた
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戦後の画壇:戦前の序列がそのまま残る“虚偽のピラミッド”
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岡本はそこに NO を突きつけた
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原色をぶつける
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評価されることを捨てる
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消される覚悟を持つ
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👉 評価よりも、時代の惰性を壊すことを優先
③ 太陽の塔=進歩主義へのカウンター
1970年大阪万博で制作された 太陽の塔 は、
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高度成長・合理主義・モダニズムの象徴空間に対し
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「馬鹿みたいに、ただどかんと突っ立つ」存在
結果:
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美術関係者からは反感
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一般の人々からは無条件の支持
👉 “わかる人”より“感じる人”に届いた
④ ベラボーは、次の時代を呼び起こす
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太陽の塔内部の「生命の樹」
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大屋根を突き破り、空とつながる構造
この思想は、2025年大阪・関西万博の大屋根リングにも継承されている
(設計:藤本壮介)
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丸い空=つながり
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分断が進む世界へのアンチテーゼ
👉 ベラボーは、社会の惰性を断ち切る装置
結論
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時代を動かすものは「整った正解」ではない
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違和感・危険・過剰=ベラボー が、
次の価値観を目覚めさせる
岡本太郎が示したのは、
安全な正しさより、
危険な本気を選べ
という、生き方そのものだった。
自社への活用
① 事業判断・企画
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「無難」「理解されやすい」案が並んだら要注意
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一番反対が多い案に、未来の芽がある
👉 社内で嫌われる案を、あえて一度は検討する
② ブランディング・発信
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説明しすぎない
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全員に理解されなくていい
👉 熱狂する少数をつくる方が、長期的には強い
③ 地域・文化・プロジェクト
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惰性で続いている慣習・形式を見極める
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「壊す役割」を引き受ける覚悟を持つ
👉 仕掛け人は、好かれる人ではなく
空気を揺らす人