「昨日の自分

て、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は6月27日

理念と経営2024年7月号より
「特集1」

株式会社綿善
代表取締役(おかみ)
小野雅世(おのまさよ)

 

 TODAY'S
 
最悪だった雰囲気の職場が
今や最高の職場に


風通しの悪さ、効率の悪さ。決して良い環境とはいえなかった職場を変えたのは、
確かな行動力と母のような包容力を持つ、おかみの小野さん。
スタッフと共に、働きがいのある環境へとどう改革していったのか。

P19抜粋

 

ポイント

  1. 風通しの悪い職場環境:

    • 株式会社綿善は以前、職場の雰囲気が悪く、非効率的な環境であった。
    • ベテラン社員が陰口を言ったり、不利な勤務シフトを組んだりするパワハラまがいの行為があった。
  2. 改革のリーダーシップ:

    • おかみの小野さんがリーダーシップを発揮し、改革を開始。
    • 社員の意見を聞き、デジタル化やマニュアル整備を進めた。
  3. 具体的な改革内容:

    • デジタル化: タブレット導入で効率を向上。
    • マニュアル整備: 若手社員が理解しやすいマニュアルを作成。
    • 業務の見える化とマルチタスク化: 各スタッフのスキルを見える化し、多役をこなせる体制を構築。
  4. 改善の結果:

    • 社内の雰囲気が大きく改善され、重苦しい雰囲気がなくなった。
    • 効率性が大幅にアップし、年間休日が増加。有給休暇を二週間取るスタッフもいる。
    • 出産・子育て支援の充実により、女性社員も働きやすい環境に。
  5. 採用と教育:

    • 小野さん自身が採用イベントに積極的に参加し、大学での講演や講義を行う。
    • 新人社員との交換日誌で密なコミュニケーションを図り、個別の指導を実施。
  6. 顧客満足度の向上:

    • 明るくポジティブな雰囲気が接客の質に直結し、顧客満足度が向上。

結論

株式会社綿善は、小野さんのリーダーシップと改革によって、かつての風通しの悪い職場環境を改善し、効率的で働きがいのある職場に変革しました。この改革は、デジタル化やマニュアル整備、業務の見える化といった具体的な取り組みによるもので、結果として社員の満足度と顧客の満足度が向上しましたが、それ以上に経営者の職場・従業員に対する想いがあらわれています。