「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は6月6日

理念と経営2024年6月号より
「特集2」

株式会社シーパーツ
取締役
岡本 明宏

 

 TODAY'S
 
社員一丸のチーム力があれば、
国境を越えても戦える


自動車部品のリユース事業を手がけるシーパーツ。いまやリユース部品の売り上げの八割を海外が占めるが、進出当初、海外のビジネスのノウハウはゼロだった。試行錯誤の繰り返しいよって見いだした活路、培ってきた世界挑戦の心構えとは。

P64抜粋

 

チーム力で国境を越える:株式会社シーパーツの成功ポイントと気づき

ポイント1: チーム一丸の力

株式会社シーパーツの成功の秘訣は、社員全員が一丸となって取り組む姿勢にあります。どんな困難な状況でも、全員が協力して問題を解決し、新たな道を切り開いてきました。この企業文化が、海外展開においても大きな力となっています。

ポイント2: 海外市場への挑戦とシステム開発

シーパーツは、自動車部品のリユース事業を海外に展開し、その売上の約八割を海外市場で占めるまで成長しました。当初は海外ビジネスのノウハウが全くなかったものの、試行錯誤を重ねて自社開発のシステム「TAPRAS」や「GAPRAS」を導入し、効率的な業務運営と市場拡大を実現しました。

ポイント3: 柔軟性と挑戦する勇気

岡本社長は、海外展開には柔軟性と勇気、そして諦めない姿勢が重要であると強調しています。シーパーツの社員は「できないと思えば何事もできない、何事も可能だと考えてチームワークで臨む」という基本姿勢を持ち、トップの指導の下で一丸となって新しいアイデアを生み出し、成功へと導いてきまた。

人と違うことをやりなさい」とよく言われますが、現代では差別化がますます難しくなっています。しかし、そんな中でも中小企業の強みは、少しの隙間や機会に素早く飛び込むことができる柔軟性と行動力にあります。小さな水たまりでもかき集めれば池ぐらいにはなるでしょう。池になるぐらいの市場を見つけることが、中小企業の成長と成功の鍵となります。