「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日5月22日

 

理念と経営2024年5月号より

 

 

 TODAY'S
 
努力に勝る天才なし

 

 

 

野村克也に学ぶリーダーシップと仕事術

観察力とデータ活用の先駆者 野村克也氏は、どんな小さなことからも学ぶ習慣を持っていました。彼は監督時代も含め、長い野球人生を「一捕手」として生き、投手を補佐し、守備全体を見渡し、打者の研究を行うことで、データを駆使した「ID野球」を提唱しました。

データの重要性 「ID野球」は野村が東京ヤクルトスワローズの監督時代に確立した科学的な野球理論で、当時は異端視されたこともありましたが、現在では日本選手が米大リーグで戦う際に欠かせない手法となっています。弟子の古田敦也氏との対談でも、米国野球におけるデータ依存度の高さが強調されています。

細かな観察と記録 野村氏は、相手投手の無意識な動作や決め球を観察し、記録することで、試合での勝利を目指しました。このような「ほんのちょっとしたこと」の積み重ねが、野村氏の成功の基盤となりました。

若い頃の学びが将来を作る 野村氏は選手に対し、「考えること」「知ること」の重要性を説きました。ノートをとり、何度も読み返すことが、将来の指導者やコーチとしての成功に繋がると信じていたのです。彼の教えを受けた選手たちは、現在もデータを集め、野村の哲学を実践しています。

試練を乗り越える力 野村氏は、若い頃の経験や学習が後に活きると信じ、苦労を回避せず学び続けることを勧めました。彼は試練に直面することで成長し、リーダーシップを発揮する力を養ったのです。

 

野村克也氏のリーダーシップと仕事術から学べることは多くあります。データの重要性、細かな観察と記録、そして試練を乗り越える力を持つことが、成功への鍵となるのです。

文中に「誰もが必ず試練に遭うようになっている」言葉がありますが、だったら若い時に取り返せる範囲内で試練に遭遇した方がよくないですか
取り返せるかどうかは上司や先輩が判断してくれますよ