「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は4月27日

理念と経営2024年5月号より
「特集1」より

株式会社山本金属製作所

代表取締役社長

山本 憲吾氏

 

 TODAY'S
 
テクノロジーの活用より先に、
「会社の未来像」を社員に示せ!


培ってきた機械加工のデータをもとに、新たにソリューション事業を展開してきた山本金属製作所。
下請けから脱却し、自社でマーケットを開拓するためにこだわってきた、山本健吾代表の経営哲学とはーーー。

P22抜粋

 

未来志向のビジョンの共有が重要

  • 山本金属製作所の代表、山本憲吾氏は、テクノロジー導入前に「会社の未来像」を社員に示すことの重要性を強調しています。経営者は技術投資を行う前に、その技術が企業文化とどのように融合し、長期的な目標にどう貢献するかを明確にするべきです。

2. 変革は内部から始まる

  • リーマン・ショックを経て、山本金属製作所は製造業からソリューション提供業へと事業の多角化を図りました。このようなシフトは、既存の業務に依存するのではなく、自社の強みを生かした新たな市場を創造することで、不確実性に対処します。

3. 技術の役割を再考する

  • 山本氏は、AIやロボット導入が単なる効率化ではなく、「良い顧客」との出会いを生み出す手段であるべきだと指摘します。技術投資は直接的な収益向上やコスト削減だけでなく、ビジネスの質を高め、新たなビジネスチャンスを創出することが期待されます。

4. 継続的な教育と研究開発の投資

  • 岡山に新たな研究開発センターを設立し、人材を育成することで、山本金属製作所は持続可能な成長とイノベーションを実現しています。技術進化とともに、従業員のスキルアップとモチベーション向上に投資することが、企業の競争力を維持する鍵です。

5. テクノロジーを活用した企業文化の構築

  • 経営者はテクノロジーを使ってどのような会社を築きたいかを明確にし、それを社員に示すことが必要です。この未来像が、従業員にとっての「やりがい」となり、持続可能な企業文化を育む基盤となります。