「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は4月2日
理念と経営2024年号より
有限会社ウメイチ
代表取締役
梅田 益生(うめだ よしお)
![TODAY'S](https://stat100.ameba.jp/ameblo/entry_designs/v1/sources/assets/limited023_heading.png)
経営理念の推進で
社風も業績も変わり始めた
ビジネスモデルを刷新し、アクセルを踏もうとした矢先に受けた社内からの猛反発。
その危機を乗り越える上で協力してくれたのが、経営理念に共感したスタッフたちだった。
P22抜粋
ポイント
- 経営理念の浸透: ウメイチでは、"笑顔"、"感動"、"幸せ"の和を広げることを経営理念として掲げ、記念日プロデュース業としてのアイデンティティを明確にしています。梅田社長は、この理念を社内外に積極的に伝え、理念に共感するスタッフの力を借りて、業績改善と社風変革を実現しました。
- 業態の転換: 伝統的な呉服販売から着物レンタルとフォトスタジオを組み合わせたビジネスモデルへの転換を敢行し、経営の立て直しに成功。この変化は、顧客ニーズへの適応と事業の再定義によって成し遂げられました。
- 危機の乗り越え: 新ビジネスモデル導入時の内部反発を、経営理念に共感するスタッフの支持を得ることで克服。理念を共有することが、組織内の団結と変化への適応を促しました。
- 多様な働き方への対応: 社員の多様な生活環境や夢に応えるため、三事業部体制へと組織を拡大。これにより、社員が生き生きと働き、個々の価値観の変化を通じて業績も向上しました。
気づき
- 経営理念の力: 経営理念は単なるスローガンではなく、企業の文化や方針を形作る根幹であり、社員が一丸となって目標に向かうための羅針盤となり得る。
- 変革の必要性とその受容: 業界や顧客ニーズの変化に応じたビジネスモデルの変革は必須であるが、それを成功させるには社内の共感と支持が不可欠。
- 社員の働きがい: 社員が自身の仕事に誇りを持ち、企業理念に共感することで、より高いサービスの提供を目指し、企業全体としても成長を遂げることができる。
- 経営理念の実践と拡張: ウメイチの例からは、経営理念を実生活に根ざしたサービス提供に落とし込み、さらにその理念を事業の拡張にも活かすことの重要性が見て取れる。
ウメイチと梅田社長の経験からは、経営理念の確立とそれを軸にした組織の運営が、企業の持続的な成長と社員のモチベーション向上に不可欠であることが理解できます。これは、経営者が直面する課題に対して、経営理念の明確化と浸透が有効な解決策となり得ることを示しています。