「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は3月14日
理念と経営2024年3月号より
大森機械工業株式会社
「ナナメのつながり」で新入社員を育てる
本音を言い合える場をつくり、手厚い研修プログラムも用意する。
社員の自発性をとことん育む大森機械工業の新入社員定着施策とは。
P56 抜粋
大森機械工業株式会社は、新入社員の定着率向上とエンゲージメントの強化を目指し、「ナナメのつながり」を通じたコミュニケーション促進に力を入れています。これには、異なる部署の社員が新人のメンターになるシブリングス制度や、月1回の面談、親睦会の開催などが含まれます。これらの取り組みにより、社員間の理解を深め、自発性を育んでいます。
以下の点に注目し、自社に取り入れる価値があるかもしれません：
- 異世代間、異部門間のコミュニケーションを促進する制度の導入は、社員の満足度やエンゲージメントの向上に効果的です。
- メンターシッププログラムは、新入社員だけでなく中途入社員にも拡張し、異なる経験や視点を共有する場を提供することで、社内の知識共有と学習意欲を促進します。
- 定期的なコミュニケーションの機会（例えば、月1回の面談や親睦会）を設けることで、社員間の信頼関係を築き、問題が早期に発見・解決されるようになります。
- 社員の声に耳を傾け、継続的な改善を行う文化を醸成することで、組織の柔軟性と対応力を高め、変化するビジネス環境に対応できる組織を作り上げることができます。
これらの取り組みは、単に新入社員の定着率を向上させるだけでなく、長期的な組織の成功に貢献する企業文化の構築に繋がります。経営者としては、社員一人ひとりの成長が組織全体の強化に繋がるという視点を持ち、コミュニケーションの促進やメンターシップの強化に注力することが、持続可能な成長への鍵となります