「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は1月29日

理念と経営2024年1月号より
株式会社イムラ

代表取締役社長兼最高経営責任者
井村 優

 

 

 TODAY'S
 
帰属意識の高まりが、イノベーションの力に

 

前例踏襲、事なかれ主義がはびこる社内を一変させたのは、リーマン・ショックに端を発した経営危機だった。
満を持して取り組んだ社員の意識改革。訴え続けてきた「Give&Give&Give」の精神とは
P56

 

 

要約

  1. 危機の兆し: 株式会社イムラは、リーマンショックとそれに伴う経営危機を迎えるまで、伝統的で変化を嫌う企業文化に固執していました。
  2. 経営改革: 井村社長は、経営危機を契機に、モノとカネの整理に着手し、非効率な子会社の整理や資産の売却を行いました。
  3. 「Give&Give&Give」: 社長は「Give&Give&Give」の精神を提唱し、自己中心的でない姿勢と社員の帰属意識の向上を促進しました。
  4. コミュニケーションの重要性: 効果的なコミュニケーションと理念の共有が、社員に「自分の会社」という意識を持たせ、持続的成長を促します。

感想

井村社長の取り組みは、危機を迎えた企業がいかにして変革を遂げることができるかの事例です。

特に注目すべきは、「Give&Give&Give」の精神であり、これは単なるビジネス戦略ではなく、社員の心を動かし、組織文化を根本から変える哲学です。社員が自社に対して強い帰属意識を持つことで、組織全体が一丸となり、困難を乗り越える力を発揮できるようになります。

この事例は、経営者が直面する様々な課題に対して、柔軟な思考と決断力、そして何より社員の心を理解し尊重することの重要性を説いています。単に経済的利益を追求するだけでなく、組織としての一体感を築き上げることが、長期的な成功には不可欠であることが明らかになります。
 

どこに焦点を当てるかによりますが、目的を明確にし社員にも納得感がないと企業として他社と勝負できない時代になってきました。総花的な事業体ではいずれ行き詰まる。

弊社では自分が住みたいと思う街になるよう行動することを求めます。