「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」

のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう

 

 

本日は1月14日

理念と経営2024年1月号より
伊與田先生に学んだ、論語と経営


 

 

 

 TODAY'S
 
孔子曰(のたま)わく、君子に三畏(さんい)有り。
天命を畏れ、大人を畏(おそ)れ、聖人の言(げん)を畏る。
小人は天命を知らずして畏れず、大人に狎(な)れ、
聖人の言を侮(あなど)る。

 

 

先師が言われた。「君子に三つの畏れがある。天命を畏れ、大人を畏れ、聖人のことばを畏れる。

小人はこれに反し、天命を知らないのでそれを畏れない。大人になれなれしくし、聖人のこどばをあなどる
 

P84

 

 

伊與田先生が教える「論語と経営」では、孔子の言葉が引用されています。

 

君子(高潔な人)には天命を畏れ、大人(尊敬すべき人)を畏れ、聖人の言葉を畏る、という三つの畏れがあると言います。

これに対し、小人(卑小な人)はこれらを軽視します。

 

 

経営者は、不確実な時代に直面し、恐れを抱くことがあります。

しかし、知識、見識、胆識の「三識」を身につけることで、これらの

恐れに立ち向かうことができます。

 

松下幸之助は、自らの経験から学んだ哲学を持っており、机上の空論

ではない実践的な知恵を提供します。

 

経営者は、単に見識を持つだけでなく、実行力を伴わなければなりません。

批判や反対にも屈せず、初志を貫く「胆識」が必要です。

 

経営者はまた、自分自身の天命を深く考え、それに沿った生き方を

追求する必要があります。

経営には法則があり、それを理解し尊重することで、不安を克服できます。

不確実な時代こそ不変の法則で挑むこと
まずはチームが幸せになる企業にしていきます

経営と人間性には深い関連性があります。

経営者としての技能だけでなく、倫理的な価値観と内面的な成長が

同じくらい重要であることを強調しています。

 

孔子の教えは古典的ですが、今日のビジネス環境にも非常に適用可能で、

経営者にとって大きな指針となり得ます。

 

特に、「三識」の概念は、現代の経営者にとっても重要な指針です。

ただ知識があるだけではなく、深い洞察と行動力が求められるのです。

 

また、自己の天命を理解し、それに従うことの重要性は、自己実現と

組織の成功の両方において重要です。

 

この教えは、経営者が直面する挑戦に対する洞察と解決策につながるはずです。