「昨日の自分よりも成長し、目的を達成するための実践」
のひとつとして、図書から学んだことを実践していこう
本日は1月6日
理念と経営2026年1月号より
「特集1」
松下電器産業株式会社
第四代社長
谷井昭雄(たにい・あきお)

「感謝と怖さ」を自覚し、素直な心を持ちなさい
本を代表するフランス料理の巨匠、三國シェフが「人生のバイブル」としているのが、松下幸之助の名著「道をひらく」 (PHP研究所) だ、「経営の神様」の言葉は、どのように名シェフの人生を支えてきたのか?
P20抜粋
ポイント
① 人生を支えた一冊との出会い
日本を代表するフランス料理人 三國清三 氏が、16歳の丁稚奉公時代に出会ったのが
松下幸之助の名著 道をひらく。
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著者のことは知らなくても
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「道をひらく」という言葉そのものに強く惹かれた
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貧しさと先の見えない現実の中で、心の拠り所になった
② 「つらいのは自分だけではない」という気づき
本を読むことで、
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不幸は自分だけではない
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多くの人が苦しみながら生きている
と知り、心が軽くなった。
👉 苦しさを相対化できたことで、前に進む力が生まれた
③ 我慢・辛抱の先にチャンスは来る
皿洗い、雑務、評価されない日々。
それでも本に書かれていたのは、
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今は耐えよ
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そのうち必ずチャンスが来る
実際に、
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人の分まで仕事を引き受ける
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与えられた役割以上を黙々とこなす
姿勢が評価され、道がひらかれていった。
④ 当たり前を当たり前にやる難しさ
キャリアを重ねるにつれ、
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響く言葉が変わっていった
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成功後も「基本を徹底すること」の難しさを再認識
👉 成長段階ごとに、同じ言葉が違う意味を持つ
⑤ 年齢に関係なく挑戦し続ける姿勢
71歳で原点の地に新しい店を開業。
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年を重ねても挑戦できることを示したい
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後輩や業界に背中を見せたい
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社会全体の価値を底上げしたい
👉 人生100年時代でも、道はまだひらける
結論
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人生や仕事に行き詰まった時、
支えになる言葉・考え方を持っているかが分かれ道になる -
努力はすぐに報われなくても、
積み重ねは必ず誰かが見ている -
道は「与えられるもの」ではなく、
耐え、続け、信じた先でひらかれるもの
自社への活用
① 人材育成の視点
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今は結果が出ていない人を、短期で切り捨てない
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雑務・基礎を徹底できる人を評価する
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「耐える時期」の意味を言語化して伝える
② 組織文化づくり
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当たり前を当たり前にやる文化
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役割以上を引き受ける姿勢を称える
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努力の過程を見逃さないマネジメント
③ 経営者自身の姿勢
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年齢や過去の実績に安住しない
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新しい挑戦を恐れない
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背中で語るリーダーシップを意識する