今日は、世界ウルルン滞在記の下條アトムさん風のタイトルで始まってしまいました。
1900年台初頭は、Kauri Treeの伐採真っ盛りの頃。
Waitakereの山中には、たくさんのKauriがあり、それを伐採して輸出する林業が栄えていました。
その積み出し港となったのが、このParatutae Islandでした。
今から考えるとかなりすごいと思うのですが、当時は伐採したKauriを運ぶためのトラムが敷かれていたそうです。
これがトラムの路線。
そして終点がこの島でした。
今も遺構があります。
こういうのを見つけると、異様にコーフンしてしまいます。
1906年にアメリカのサンフランシスコ大地震が起こった後、家の立て直しに多くのKauri Treeが使われたそうですよ。
ニュージーランドは、1860年台のゴールドラッシュに続き、石炭の採掘、KauriやRimという銘木の伐採など、天然資源に恵まれて発展をしてきました。今はもうすべて産業としては成立していませんが、各地に産業遺跡が残っているので、そういうものを訪ねるのも楽しそうです。
干潮時にはこの島で釣りが出来ます。
Manukau湾の入り口に位置しているので、景色が素晴らしい!
疑似餌で探っていたら小ぶりのカウアイが2匹掛かってくれました。
夜はキャンプ場で、こいつを魚に一杯やりました。
満月の夜でした。
オークランド中心部からでも車で90分ほど。
珍しいもの好きな方はぜひ一度訪問してみてください。