『くんちゃんのだいりょこう』
ドロシー・マリノ 絵
石井桃子 訳
岩波書店




久しぶりの投稿です。もうお久しぶりっていいたくないですね。これからはもっと投稿していきます。

さて、今回の絵本は、くまちゃんがだいりょこう?をする話しですが、何とも言えない優しさと、ユーモアに満ちています。

絵がペンに青いパステルという簡単な技法。(画材に詳しくありませんが)
地味ですが、強烈や色彩がある昨今の絵本では味わえない、読む人の想像力を遮らない、余白のある作品です。

これも石井桃子さんが翻訳した絵本らしく、子どもの視点にたった絵本ですね。

くまの子のくんちゃんは、鳥たちのように寒い冬から南の国へ行きたいと思いました。

お父さんお母さんは、それをやさしく見守っていてくれます。

くんちゃんは南の国に行けたでしょうか?

くまは冬は寝るものなのですけど。

鳥たちの飛んでいったほうを何度も見に、丘の上へくんちゃんは登ります。

それがユーモラスなんですけど。

そこには子どもの時間が流れています。

こういう時間を持たせてあげたいですね。

今の日本の子どもたちにも。
(日本の子どもは忙しすぎですよね)

ほんとうにそう思いますよ。

何より大事なことだと思います。

くんちゃんといっしょに、遠い国のほうを見に、といっても家のまえの小さい丘なんですけど、何度も登ったり降りたり、してみましょう。

無駄なことなんか何もない。

それで、疲れて眠っちゃえばいいんです。

なんて幸せなんでしょう。

何が幸せですか?

幸せが一番じゃないですか?

幸せになりましょう。
どうやって?
大人も。誰でも。時にはゆっくりとした時間のなかにそれがあるのかも。

お茶を飲んだりするだけじゃなく、何か丘に登って南の国のことを考えたりするようなことです。

(ゆっくりとした時間を想像するだけでもいいかもしれない。)

それではまた\(^_^)/