マザーグース『ハバードおばさんといぬ』
アーノルド・ローベル 絵
岸田衿子 訳
文化出版局 ミセスこどもの本

マザーグースってナンセンスみたいに思えるんですが。

英米人はみな知っている童謡ということですが。

ロンドン橋落ちたもその一つ。

ハバートおばさんはいぬにいろいろお店で買ってくるんですが。

いぬが何だか変なことをしています。

なんだかずれてる。

最初、いきなり死んでいる。

けど、うそで、うはうはわらってた。

なんじゃそりゃ。

あとパイブをすってたり、ダンスをしてたり、新聞読んでたり。

なんていうのかな。

かわいた笑い。

こども向けかな。

でも、たまらなくいいです。

説教臭くないですね。

絵本好きな人はわりと良い人が多いんですね。

わたしは、そんなに良い人にはなれませんよ。
人生の中で懐疑的になってしまったんです。

そんなわたしの心をマザーグースは、軽くしてくれて、嘲笑っているかのようです。

話の展開とかないんですよね。

いぬは最後どうなってたかって、
そんなこと説明しても意味がないし。
まあ、いい服着てたんですけど。

なんだろう、人生なんて、とりとめもないことの連続だったりしますから。

マザーグースって、大人だなと思ってしまうのは、大人の嫌なところかもしれません。

ではまた。

そうそう、アーノルド・ローベル、大好きです。絵が自然で暖かく。木質感というか。
買おう。本棚にあるべき。と思いました。