『ひとつぶのおこめ』
さんすうのむかしばなし
デミ 作
さくま ゆみこ 訳
光村教育図書
インドというと三大文明のひとつ、インダス文明が生まれたところで、昔、美術館でインダス文明展を見ましたが、たくさんの壺があって食べ物が豊かだったのだなあ、と思いました。
最近はここ横浜ではインド料理店がとても増えました。昔からやってる店もあるし、お気に入りの店があります。かなりの頻度で食べてます。
また、インド数学っていっとき話題になりましたが、この絵本は算数のお話なんですね。
あと、インド人は数字に強いのか、IT企業でも活躍していますね。
この絵本は古典的な美を思わせるとてもいいデザインです。金刷りがぜいたくに使われていて、金色が印象的です。
主人公の頭のいいラーニの着る朱色の服がとてもきれいです。
けちなおうさまが治める国は、大飢饉になってしまいました。人々がつくるお米はおうさまに納めていました。大飢饉になっても、おうさまはお米をわけてはくれませんでした。
おうさまはある日、宴会を開きました。そして、象にお米を運ばせました。お米はこぼれました。それをラーニは広いスカートにうけて、おうさまの元へ運びました。
おうさまは感心して、ほうびをとらせると言いました。ラーニはお米を一粒だけください。と言いました。おうさまはもっときまえよく ほうびをとらせたい、と言いました。
そこでラーニは、それでは30日の間、前の日の倍の数のお米をいただけますか?と言いました。
おうさまはささやかなものだと言って、ラーニに一粒お米をくれました。
さて、お米は毎日、ラーニに渡されました。
1+1=2 , 2+2=4 , 4+4=8 , 8+8=16 , というように。
12日目になると2048つぶ。
24日目になると8388608つぶ。
おうさまは、だんだん心配になってきました。
ラクダが運んで、象が運んで、
30日目はすごいですよ。絵本も見開きじゃたらないほど。
ラーニは頭がいいですね。
