黄金色に染まる秋の浅間山外輪山周遊 (2) | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

火山館から湯の平分岐に戻り、カラマツの林の中を先に進みます。

 

 

 

カラマツとナナカマドの紅葉。

 

 

 

賽の河原分岐。

 

ここをまっすぐ行くと浅間山へと続く登山道ですが、現在は立入禁止です。

 

左に折れてJバンドに向かいます。

 

 

 

賽の河原分岐あたりまでは常緑の針葉樹林も混じりましたが、次第にカラマツの純林になってきました。

 

 

 

黄金の回廊の中を進みます。

 

 

 

厳密には山頂火口から2km圏内に入っているこのあたり。

 

浅間山が目の前です。

 

速やかに通過しましょう。

 

 

 

山頂への近さゆえか、気が付けばカラマツの背が低くなっているのが面白い。

 

 

 

外輪山の突端、鋸岳が近づいてきました。

 

 

 

気持ちのいい黄金のカラマツ林歩きはなんだかあっという間に終了。

 

ここからは、ちょっと気合を入れて、Jバンドを登り詰めます。

 

 

 

顧みる外輪山直下のカラマツ林。

 

午後に入り、黒斑山、トーミの頭あたりには早くも雲がかかってきています。

 

 

 

Jバンドを登り詰めました。

 

岩場ではありますが、標高差は120~130mくらいなので草すべりを登るよりは楽なんだろうと思います。

 

反時計回りは体力面を考えると正解だったかな。

 

 

 

外輪山の北側の突端、鋸岳と浅間山。

 

ここまで見えていた浅間山は、ほぼこの写真の右手前のピーク前掛山でしたが、ここからはその左奥にある最高峰であり、山頂火口のある釜山も少し見えます。

 

 

 

鋸岳(2,254m)。

 

浅間山の火山活動は噴煙もほぼ確認できず、落ち着いていそうに見えますが、観測データ的には火山性地震がずっと続いているとのこと。

 

 

 

浅間山の北側の斜面には江戸時代の天明大噴火の痕跡、鬼押出しの一部でしょうか?

 

溶岩流が冷えて固まった生々しい火山活動の痕跡が見えます。

 

その向こうに見える山は浅間隠山のようです。

 

 

 

北側、遠方には四阿山から草津白根山、そして苗場山あたりの山も見えてるのかな?

 

 

 

鋸岳からは外輪山を歩きます。

 

浅間山側が断崖になってはいますが、登山道にはそれほど危険な箇所はありません。

 

 

 

左手にカラマツ林を見ながら進みます。

 

向こうに見えるとんがったピークは登山道はありませんが剣ヶ峰だそうです。

 

あそこも外輪山の一部のようです。

 

 

 

仙人岳(2,319m)。

 

小さなアップダウンを繰り返しながら徐々に標高が上がっていきます。

 

 

 

蛇骨岳(2,366m)。

 

雲で浅間山が見えなくなってきました。

 

 

 

稜線上にはチラホラとブルーベリーのような実を付けたクロマメノキ(別名:アサマブドウ)の草紅葉。

 

 

 

そして、外輪山の最高点、黒斑山(2,404m)に到着。

 

浅間山はすっかりガスの中。

 

 

 

と思いきや、黒斑山から下る途中に再びうっすらと姿を現す浅間山。

 

外輪山からの浅間山の眺めはほとんど見れずでしたが、午前中にじっくり見れたので十分満足です。

 

このあと、トーミの頭でコーヒーを淹れて一服し、中コースでサクッと下山。

 

今日は久々の登山ということもあり、少しゆっくりめのペースでトータル6時間45分の山行でした。

 

 

 

今日は登山中、ホシガラスをよく見ました。

 

というか、朝、駐車場で準備をしているとすぐそばにホシガラスがいて驚きました。

 

そんなに身近な鳥だっけ?

 

 

 

登山口の売店で購入した黒斑山のバッジ。

 

浅間山のバッジもありましたが、今日のコースでは浅間山に登ったとは言えないかなと思い黒斑山にしました。

 

百名山を目指している人は黒斑山に登って浅間山に登頂したことにしているのか、前掛山に登って浅間山に登頂したことにしているのか? 

 

まあ、どっちにしても本当の山頂には登れないわけで、どっちでもいいか。

 

 

今回は、一度見てみたかった浅間ゴールドを最高のタイミングで観られて大満足の山行でした。

 

今度は雪化粧をしたガトーショコラな浅間山を眺めに来てみたいと思います。

(あと、カモシカにも会いたいです。)