梅雨だというのに真夏のように暑い日が続きますが、あじさいウィーク期間中の京都西山の柳谷観音楊谷寺に行ってきました。
柳谷観音と言えば、最近は四季折々の花手水が話題。
あじさいの季節の今日はあじさいモリモリです。
手水舎の上や奥にも飾り付けが施されていて華やかです。
本堂にお参りして、棟伝いに書院に向かうと古都百庭に選ばれた名勝庭園浄土苑があります。
ここにも花手水。
もう一つ。
境内には全部で5つの花手水がありました。
上書院へと向かう廻廊からのお庭の眺め。
あじさいウィーク期間中は上書院も特別公開されており、お庭の眺めがよいとのことでしたが、追加料金が必要ということもあって、今回はパス。
あじさい廻廊を登って奥之院にお参りし、参道を下ってくると、空中にあじさい柄の傘が。
アンブレラスカイというあじさいウィークの演出のひとつだそうです。
木と木の間にワイヤーを張って吊るしているようなんですが、緩やかに弧を描いているのが美しいですね。アートです。
あじさいを添えて。
さて、あじさいの方ですが、地植えよりも鉢植えが多い感じで、たくさんのあじさいが密集して咲いているような場所はあまり見られませんでした。
この暑さで日当たりのいい場所ではくたっとした花も多かったです。
ただ、境内のいろいろな場所にいろいろな品種のあじさいが植えられていて、きれいに咲いているあじさいもありましたので、それなりに楽しめました。
ここは数や規模ではなく、魅せ方で人を惹きつけるあじさいの名所なのですね。
花手水やアンブレラスカイもそうですが、他にも思わず写真を撮りたくなるような様々な工夫が見られました。
御朱印もラインアップ豊富で可愛らしかったです。
あじさいが最も賑やかに咲いていたのはここ。
眼力稲荷大明神の脇にある石段があじさいの花階段になっており、とてもきれいでした。
柳谷観音は「眼の観音様」と呼ばれる眼病平癒のお寺。
あじさい鑑賞だけでなく、この眼力稲荷大明神も含め、お参りもしっかりさせていただきました。
柳谷観音は初めて訪れましたが、緑豊かで、お庭も美しく、あじさいの時期じゃなくても十分に魅力的なお寺だと思いました。
京都西山のハイキングコースにもなっているので、今度はまた違う季節にハイキングがてら訪れてみようかと思います。