三重県の鈴鹿の森庭園に梅を観に行ってきました。
2年前のちょうど今頃、入道ヶ岳に登りに来た時に知って以来気になっていた、しだれ梅の名木を集めた庭園です。
こちらのしだれ梅の多くは「呉服(くれは)しだれ」という品種。
桃色でやや大ぶりな花をたくさん咲かせとても華やかです。
下から見上げると、頭上から降り注いでくるかのよう。
間近で見ても素晴らしいですが、入道ヶ岳をはじめ、鎌ヶ岳、御在所岳など、鈴鹿山脈の山々を借景にした見晴らし台からの眺めは圧巻です。
しだれ梅以外の品種もありました。この「酔心梅」はまさに開花しようという姿がかわいらしい。
こちらは紅白が入り混じって咲く「思いのまま」。
「呉服しだれ」も一本の枝の中でつぼみから全開までの過程が見られて面白い。
梅の木の下にはクリスマスローズ、スイセン、ツツジなどの春の花も咲いていました。
梅の木にはメジロもやってきていました。今日は鳥用のレンズがないので普通の望遠レンズで少しだけ。
散り始めの木はローアングルから散り落ちた花びらとともに。
手水鉢にも花筏。
城南宮など、もっと手近なところにもしだれ梅の名所はありますが、ここのスケール感は想像以上。
しかも、ちょうど見頃のしだれ梅を堪能できて遠出した甲斐がありました。
梅を見た後は椿大神社にお参りして、椿会館でとりめしをいただいて帰りました。
やっぱり、このとりめしはうまいです。
今日は新名神鈴鹿PAスマートICから東西に少し移動したのみ。
新名神のおかげで、遠くてもアクセスはとても楽チンでした。