昨年、新しい山用カメラを買いました。
OM SYSTEMのOM-5です。
これまで山用カメラとしてはCanon PowerShot G3 X を使っていました。
ネオ一眼というジャンルに属し、焦点距離24-600mmの25倍ズームレンズ搭載で風景から野鳥撮影までこなせて、それでいて総重量が約810gと非常に軽量で、少しでも荷物を減らしたい登山に最適なカメラで大変重宝していました。
ただ、購入後約9年経ち、あちこちにガタが出てきたのと、基本性能の部分で物足りなくなってきたので、そろそろ買い換えたいなと思っていたのですが、G3 Xにはいつまでたっても後継機が出ず。
他のメーカーも含めて他にも同じジャンルのカメラはいくつかあるのですが、一長一短があり、どうしたものかとしばらく悩んでいたのですが、そんな時に知ったのがこのOM-5です。
OM-5は、フルサイズよりも小型のマイクロフォーサーズという規格のミラーレス一眼レフカメラで、その中でも小型・軽量、防塵・防滴性能をウリにした特に登山やアウトドアに適したモデルになります。
小型軽量の標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO(35mm判換算24-90mm)をセットして総重量約740g。
G3 Xと比べるとわずか70gの軽量化ではありますが、実際に登山に持っていくと明らかに軽く、基本性能もすべてにおいて向上しているため、携行時も撮影時も快適さが大幅にアップしました。
使い始めて既に半年。撮った写真の質に関しては、特にブログにアップする分にはそれほど明確な差はないような気もしますが、まだ機能を十分に使いこなせていないので、今後もう少し向上できるのではないかと思います。
一眼を買うと怖いのはレンズ沼。
OM-5に乗り換えて唯一失った望遠~超望遠域。
撮影頻度でいうと標準ズームで9割方カバーできるため、とりあえず、標準ズームのみでカメラの使用感を確認していたのですが、普段のハイキングであればそれで割り切れるものの、なかなか行けない遠征登山で後悔したくないので2~3ヶ月後に40-150mm(35mm判換算80-300mm)の小型軽量望遠ズームを追加購入しました。
登山はこの2本で十分なのですが、冬場になると野鳥が撮ってみたくなって、超望遠レンズの中では安価なものではありますが、100-400mm(35mm判換算200-800mm)の超望遠ズームと、1.4xのテレコンまで追加購入してしまいました。
さっそくはまってしまった、レンズ沼。
さらにマクロレンズなどに手を出さないか少し心配ではありますが、上記3本で旧機の撮影域はカバーできたので、ひとまずはこれで楽しみたいと思います。