商い世傳金と銀 | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

 

 

 

いやあ、長かった...

 

「みをつくし料理帖」シリーズが面白かったので、読み始めてみたものの、料理の話とは違い、まったく縁のない呉服の話なので、生地にしても、色にしても、柄にしても、仕立てにしても、着こなしにしても、わからないことだらけで、なかなか読み進まず、途中何度も間が開きつつも、ようやく読み終わりました。

 

料理か呉服か、料理人か商人かという違いはあれど、知恵と工夫で道を切り開いていく物語であり、人情噺なので、時間はかかりましたが、読み進めるごとに各登場人物のキャラクターに深みが増し、愛着が沸き、終盤にはようやく物語の中に没入できるような感覚になって、楽しく読み終えることができました。

 

本編13巻だけでは「あれっ? これで終わり?」という終わり方で消化不良でしたが、遅れて発刊された特別巻上下2冊で未回収の伏線とタイトルが回収されてすっきり。

 

特別巻と聞いて、ふと気になって調べてみたら、みをつくし料理帖も特別巻出てたんですね。よまにゃ。