
おそらく中学生の頃以来、かなり久しぶりに奈良(市内)を訪れました。
JR奈良駅、最近、高架化されたんですね。
昔は趣のある駅舎だったのに...
と思ったら、昔の駅舎は新駅舎の隣に観光案内所として今も残っていました。
そうそう、こんな建物でしたよ。懐かしいですねぇ。

久々の奈良、最初に訪れたのは興福寺 です。
今度、再建される中金堂が工事中となっていましたが、それ以外のお堂や塔は昔の記憶のままですね。

今回、興福寺を訪れた目的は、新しくなった国宝館です。
昨年、東京や福岡で開かれた「国宝 阿修羅展」で注目された阿修羅像をはじめ、興福寺所蔵の国宝が、より身近に、そして芸術作品のように美しく見られるよう展示や照明が工夫されていていいですね。
それにしても、阿修羅像の人気はすごいですね。そこだけなかなか人が動きません。
確かに、実物を見れば人々が魅了される理由もわかりますが、ちょっと偏りすぎのような気もします。
個人的には”鳥人”のような迦楼羅(かるら)像なんかも好きなんですけどねぇ^^;

興福寺を見た後は、奈良国立博物館 に「平安遷都1300年記念 大遣唐使展 」を見に行きました。
こちらの見どころは、ボストン美術館から里帰りした「吉備大臣入唐絵巻」や並べて展示された唐の観音菩薩立像と薬師寺の聖観音菩薩立像などですが、その他にもとにかくまぁ、ものすごい出展作品数で見ごたえがありました。
興福寺と合わせて、1日で見た国宝の数は過去最大です^^

そのあと、時間があれば新薬師寺などにも行ってみたかったのですが、大遣唐使展で疲れてしまったので、飛火野あたりを散歩して鹿と戯れて帰りました。
奈良も改めて調べてみると行ったことのないところ、もう一度行ってみたいところ、けっこう多いですね。
また再訪したいと思います。