大津市内から今年開通したばかりの新名神で約45分。
結構近いですね。
うちからでも1時間30分ほどで来れそうです。
信楽と言えば、信楽焼。
もちろん、信楽焼を求めて来たわけですが、事前に行きたいお店に目星をつけていたわけでもないので、散策マップを手に入れ、駅周辺を中心に10店くらい巡ってみました。
狙うは信楽焼らしい珈琲カップ。
さすがに全国に名を轟かせる信楽焼。
珈琲カップだけでもかなりの種類が店頭に並んでいます。
しかし、これだけ珈琲カップがあっても、”らしい”一品にはなかなか出会えないものです。
が...何軒目かのお店で、実にいい器に出会いました。

滋賀県指定無形文化財 高橋春斎作の珈琲カップ&ソーサーです。
明るい赤褐色に焼けた土肌、プツプツと浮き上がる長石の白い粒、そして流れ落ちるビードロ釉。
信楽焼伝統の焼き締めのいい味わいが出ています。
しかも、有名な作家さんの作品でありながら、価格も5,770円と、超良心的。
そのあと、さらに何軒もの店を見て回りましたが、これ以上にいいものは見つかりませんでした。

珈琲カップがあまりによかったので、さらにこんな向付も買いました。
これもまた、形といい、無釉の焼き締めの景色といい、実にいい味を出しています。
何を入れるかは...未定ですが^^;
信楽には見学や作陶体験ができる施設もいろいろあるようです。

こちらは宗陶苑さんののぼり窯。
単にやきものを買い求めるだけでなく、こういった形で信楽焼の文化に触れるのもやきものの一つの楽しみ方ですね。