
RICOH Caplio GX100
F11.2 1/143 ISO80
2008/04/05
甲東園駅から関学に向かって急な坂道をしばらく登ると開けた台地に出ます。
この辺りは上ヶ原台地と呼ばれ、元々六甲山地から大阪湾に注ぎ込む河川の河口部に広がる扇状地だったものが、六甲山地の上昇に伴って隆起してできた段丘だそうです。
その上ヶ原台地の端から関学に向かって真っすぐに伸びた通りの両側には桜並木が続き、入学シーズンであるこの時期に新入生を歓迎するかのごとく満開になります。
自動車の往来の間隙を突いて道路の真ん中に出てみると、甲山を背景に建つ関学のシンボル時計台に向けて桜の花の帯が収束していく構図が見事です。
望遠で遠近感を圧縮すると時計台の存在感が際立ってなおいいんですが...