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DBエンジニアのあれこれ備忘録


とてつもない日本 (新潮新書 217)/麻生 太郎
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参院選を前に安倍内閣が、自民党が揺らいでいます。


そんな中、にわかに動き出した人がいます。


次期首相候補と目される麻生さんです。


参院選後へ向けてのアピールなのでしょうか、この時期に立て続けに2冊の本を出版しています。



そのうちの手軽に読める方、「とてつもない日本 」を読んでみました。


この本で麻生さんは、自らの政治経験に基づき、アジアの先駆者としての日本、若者、高齢者、格差、地方再生、外交などについて、総じて前向きに、そして軽快に語っています。


実に読みやすく、また、麻生さん的なスパイスの効いた言い回しも随所に溢れており、一気に読めてしまいました。


ついつい安倍首相の本と比較したくなってしまいますが、細かな政治思想の違いはともかく、全体的な印象としては、麻生さんの方が発想の豊かさ、懐の深さを感じます。



実は小泉さんが辞める時、安倍さんでなくて麻生さんが首相になったら面白いかも...なんて密かに思っていたのですが、今度の参院選で自民党が大敗するようなことがあると、本当に麻生さんが出てくるかもしれませんね。


前回の自民党総裁選で、安倍さんと表面的には闘いつつも実質的に支持に回ったことで安倍内閣でも要職をキープし、安倍さんがコケたらその後釜へ...


これが麻生さんの筋書き通りの展開だとすると...なんだか家康みたいですね(笑)




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