[XSLT] IE標準のXML表示に使われているXSLT | Archive Redo Blog

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DBエンジニアのあれこれ備忘録

IEでXMLファイルを表示すると、カラーリングされた見やすいツリー表示になります。


さらに、ツリーをたたんだり開いたりすることもできて大きなXMLを見る時には非常に便利です。


このIE標準のXML表示はMSXMLというMicrosoftのXMLモジュールによって自動的に変換されたもので、変換には"defaultss.xsl"というXSLTが使用されています。


"defaultss.xsl"はOSファイルとしてPC上のどこかのフォルダに格納されているものではなく、MSXMLの内部リソースとなっています。


そのため、その内容はIEのアドレスバーに以下のいずれかのURIを入力することによって確認しなければなりません。


(MSXMLのバージョンごとにURIが異なるようです...どれでも表示される内容は同じですが^^;)


res://msxml.dll/defaultss.xsl

res://msxml2.dll/defaultss.xsl

res://msxml3.dll/defaultss.xsl


ただし、このようにして"defaultss.xsl"の内容を表示することはできるのですが、これをファイルに保存したり、ソースを表示したりということはできないようです。


これも内部リソースであるからということらしいです(以下のKnowledge Baseを参照)。


PRB:参照し、既定の MSXML XSL スタイルシートを Internet Explorer で保存するには。


この"defaultss.xsl"はWebアプリケーションの中でのXML表示などに流用できそうですが、その場合はIE上に表示した内容をコピペして余分な文字を消去するなどの編集を加えるしかないのでしょうか...