Vista の「スタートメニュー」はこんな感じの2段メニューになっています。
デザインこそ異なりますが、XP とそう変わりはないです。
ただ、「すべてのプログラム」のインターフェースがツリー形式に変わったので若干使いやすくなりました。
またその下にある「検索の開始」も便利です。
しかし、なんといっても一番便利なのは「スリープ機能」です。
「スタートメニュー」の右下にあるオレンジ色の「電源マーク」のボタンがそれです。
これまでの Windows では電源 OFF はシャットダウンが標準でしたが、Vista ではスリープが標準になっています。
スリープで終了すると、作業状態がメモリに退避され(デスクトップ PC の場合は HDD にも同時に退避される)、次回電源 ON 時に瞬時に復帰することができます。
思いついたときに電源を入れればすぐに使える...これは便利です。
家電に近い使い心地です。
Vista ではこのスリープ機能をはじめ、従来よりも高度な電源管理が可能になっています。
しかし、このような高度な電源管理機能は BIOS にも高度な機能を要求します。
ゆえに、古い BIOS を積んだマザーボードで Vista を使うと電源管理周りでのトラブルに泣かされることも多いようです。
既存の PC でのアップグレードを考えている方にとっては要注意です。
【関連エントリ】
Vista 移行計画(1) - コンセプトを決める
Vista 移行計画(2) - どのエディションを買う?
Vista 移行計画(3) - ケースを選ぶ
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Vista 移行計画(14) - 夜な夜な Vista が勝手に起動する...)゜O゜(.