篠山にあるろあん松田というお店に蕎麦を食べに行きました。
それも、「蕎麦ひとそろえ」という蕎麦を味わい尽くす会席(4,500円也)を。
今回は企画に乗っかること専門で幹事をすることなど珍しいGさんの発案。
今回誰も手を挙げないと、二度と幹事をやってくれないだろうという暗黙の了解のもとに総勢5人が集まって行くことになりました。
ろあん松田は篠山の市街中心部から北の方にさらに10分ほど山の方に入ったところにあります。
そこに至る道が対向車が来たらすれ違えないような細い道でどう考えてもこの先に店屋があるような雰囲気ではありません。
古民家風の建物ということを聞いていたので、、「あれちゃう? いや、普通の家やなぁ...」などと言いつつそれらしき建物を探すのだがなかなか見つかりません。
そして、本当に山の中に入って行きそうなところへ来てようやくそれらしき建物を発見しました。
目立った看板もなく、とても普通に見つけられる店ではありません。
ということもあってか、通りがかりにふらりと立ち寄るようなお店ではなく、完全予約で12:00~、14:00~、18:00~の1日3回2時間制という営業スタイルをとっています。
しかし、そんな立地にもかかわらず、どこからか評判を嗅ぎつけてお客さんが来てるんですよねぇ。
特に中高年のお客さんが多いようです。
その理由は出てきた料理で納得。
今回食した蕎麦ひとそろえは以下のような内容。
揚げ蕎麦。
炭火で焼いたイチジク。
丹波黒枝豆や丹波栗など秋の味覚を中心に趣向を凝らした12種類が美しく盛られた前菜。
日本酒付!(今日は福井の黒龍というお酒)
里芋と椎茸の煮物。
塩かつゆでいただく荒挽き蕎麦。
韃靼蕎麦の衣で揚げた揚げ物。(うっかり1個食べた後撮影^^;)
山の芋のやまかけ蕎麦 or 辛味大根のおろし蕎麦。(写真はやまかけ)
蕎麦湯とその付け合せの漬け物盛り合わせ。
栗餅と蕎麦茶。
蕎麦はさすがに本格派。
蕎麦は好きだが蕎麦通というほどでもないので、うまく表現できないですが美味しかったです。
三種類のそばの食べ比べがまた面白い。
盛り蕎麦>>そばがき>>荒挽き蕎麦と来るあたりは”そば会席のクリーンナップ”というところでしょうか(4番がそばがきというのは無理がありますが^^;)。
ここで蕎麦の香り、食感、味わいの違いを楽しんで最後にガツンとやまかけorおろし蕎麦。
間に出てくる料理もまた蕎麦を楽しむことを邪魔せず、それでいてどれも個性的で美味しい。
これだけの品数を静かな山の中の一軒家で2時間かけてゆったりと堪能する...実に贅沢なひと時でした^^
食後は篠山市街を散策。
さすがにこの時期は結構な賑わいです。
街中が 黒豆!黒豆!黒豆!栗!栗!黒豆!黒豆!栗!黒豆!、松茸!
黒豆6割、栗3割、松茸1割という感じです。
まさに黒豆さまさまということなのでしょう。
こんなものも建っていました(笑)