藤本荘介さんの primitive future を読んで

2日に取り上げたテーマ、都市に開かれた集合住宅について

より思想を深めてみた



♪                   ♪

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このような5線のない楽譜を思い浮かべてみよう

これはどんなメロディーになるでしょう????

わかりません!!!!

それは、♪と♪の間隔がどれだけはなれてるかによるから

でも、旋律がなきゃそんなことなどわかりもしない

  ♪

    が”ドとレ”なのか、”ミとファ”なのかもわからない



藤本さんによると、建築がある以前、空間は

このような、旋律のない楽譜のようなものだった


つまり「空間とは関係性」であった

♪と♪の関係によって定まるもの

そう考えたときに建築とは距離感を作り出していくことになる

と藤本さんはいう



テーマに戻ってみよう

昔の町の一つ一つの町屋は縁側というあいまいな領域

によって、町と関係をもっていた

藤本さんの理論に当てはめてみると、

町と町屋の距離感は縁側によって図られてた

ということになるのではないか


あいまいだからこそ絶対的に正しい答えはない

縁側は狭くもあれば、広くもある


壁が一枚存在し、内と外を分けるのではなく

縁側という名前の、奥行きを持ち通過可能な壁

があり

徐々に内へ入り、徐々に外へと出て行く構図である


完全に機能を分けてしまうとそれは外に開いたものとは

いえない気がする

縁側でどのようなことが起きるかというと

縁側を外から眺めてみる、少しだけ内を感じるがいずれ遠い

縁側に座ってみる、より内を感じる

あと少しいけば内かなと思う

だがいってみるとそうでもない

それでも、外は確実に遠くなっている

上に現す♪の並びが縁側である

つまり♪間の関係性を徐々にたどりながら

外から内へ、内から外へと進んで行く




それでは、高層マンションで考えてみよう


地域に開かれた高層マンションが

個室が内部に開かれたものだとしたとき、

つまり、一つの高層マンションで

一つの地域を形成していると考えるとき

地域に開かれた個室とは、縁側のような

あいまいな半公共空間を持つものではないか

しかし、

じゃ、町屋のようなデザインの個室を

とにかく量産すれば良いかというと

そうでもない気がする!!!!