距離 | Life After OMA

距離

最近気になる事がある。

それは、距離

建築という仕事をしていると、どうしても意識が目に見える物や、手に触れらる物にいってしまう。

最近、僕は距離という視化出来ないものに興味がある。

しかし、この距離感というのが難しい。

距離といっても、僕が言ってる距離はAからBの間の物理的な距離とがでなく、

AとBの物理的距離間


人と人の距離、分かりやすく言えば人と人との関係とでも言おうかな?例えば、家族の中での息子と父親の関係とか。娘と母親の関係。これは、明らかな違いがありますよね。息子と父親って一般的に、娘と母親よりも離れてるし。この距離感は人それぞれ違うし、文化によっても違ってくる。

一般的な家族の距離感(関係)


ひょっとしたら?



よく言われるのがパーソナルスペース。人それぞれ、自分以外の人との心地よい距離感っていうのが違ってくるっていうやつです。心理的私的空間。

こんな感じです。

親密な関係 45cm以内 家族・恋人などとの身体的接触が容易にできる距離
個人的関係 45~120cm 友人などと個人的な会話を交わすときの距離
社交的関係 120~360cm 職場の同僚と一緒に仕事をするときなどの距離
公式的関係 360cm以上 公的な人物と公式的な場で対面するときの距離

これも文化によって違う。

外人、えらい近い!!

こういう距離だけでなく、組織の中でのグループの関係や、個人個人の対人関係。
こういう、社会構造やヒエラルキーを理解してないで、プログラムの都合だけで配列すると、面白くない物が出来てしまいますし、クライアントにも拒否されやすい。

この距離というツールを巧く理解して、空間に落として行くと、普段と違って面白い事が出来るんじゃないだろうか思うんですが。けど、これを理解するのには尋常じゃない労力を必要とするでしょうね。まず、クライアントを巻き込んで、彼らの日常生活まで入って行かない駄目ですから。