今日はカサカサのみんなでオベンティック見学。
唯一スペイン語が堪能なひょっこりを中心に出発です。
オベンティックへはメルカドの北側から出てるコレクティーボに乗って1時間半ぐらい。
ぐにゃぐにゃの山道を行くのでちょっと酔う。
たどり着いたそこは小雨で霧がかかってる。
村の入り口には門があって、目出し帽を被った門番が立ってます。
少しものものしい雰囲気。
入り口でパスポートを預けて中へ。
受付のある建物に通される。
ひょっこりが代表で受付。
次に面接の為、別の建物へ。
ひょっこりが通訳してくれて、スムーズに面接終了。
次に質疑応答の為の建物へ。
ひょっこりの通訳でみんなで質問。
今のメキシコ政府に一人でもサパティスタを支援してくれる人はいるのか?
と聞くと、一人もいないそうだ。
私達に対しては、ここに来てくれた事をとても感謝してくれて、自分達の存在を日本のみんなに伝えて欲しいと訴えた。
見学してもいいと許可をもらって村を散策。
村といってもここはサパティスタの行政機関のようなもので、人はほとんど住んではいないみたい。
とても小規模で、ひとつの道沿いに建物が並んでるだけ。
500mあるかな?という規模。
建物の壁には世界中のサパティスタを支持するアーティストが描いた壁画が溢れてる。
どれもこれもサパティスタ関連のメッセージ性の強いもの。
日本人による壁画もありました。
「幸せは歩いて来ない。だから歩いて行くんだよ。」と描かれてます。
壁画があるおかげでオベンティックの雰囲気が少し明るく感じられる。
オベンティックにあるのは病院と中学校。
あと、他の自治区に行く際にはここで許可証を取るシステムになっている。
中学校は残念ながら今は冬休み。
子供達が全くいません。
派手な学校。笑
教室内にも壁画がある。
窓には授業の時間割が書かれている。
子供達はここで知識を身につけるんだ。
図書館も寄付のおかげでとても充実しているようだ。
病院内も見学。
派手。笑
医療機器も充実してるし。これも寄付のおかげのようだ。
夕方まで見学して、みんなはカサカサに帰る。
私と、ひょこり・むさしさん・こびっちは果敢にもオベンティックでの宿泊を決意。
ここオベンティックは無料で泊まれる。
ということで、本日の宿に案内される。
そこは木建て小屋で壁は隙間だらけ。
床は土。
ベットなんてないのでビニールシートを敷いて寝袋で寝る。
馬小屋のような雰囲気。
荷物を置いて食堂へ夕飯を食べに。
ご飯食べてまってりしてると、先住民の皆さんが集まりだしてチェスを始めたり、ビデオを見たり。
誰も目出し帽なんか被ってない。
みんな笑顔で話しかけてくれる。
これがみんなの素顔なんだ。
みんな今まで見た他の街の人と何にも変わらない。
何で世の中はこの人達に不平等なのか。たまらない気持ちになる。
でも、みんな自分達の強い意思で行動しているせいか、サンクリの物売りの先住民達より雰囲気が柔らかいような気がする。
貧しいけれど、心は豊かなんだろうな。
ここで出会った5歳の少年「ラロ」。
最初は少し人見知りしてたけど、慣れるととても好奇心旺盛なわんぱく坊主です。
私のデジカメを手にすると興味しんしんであちこち撮ってる。
・・・でも、ラロがお父さんやお母さん、村の人たちにカメラを向けるとみんな必ずそれを制する。
彼らはゲリラ軍団。
政府と対立している立場の為、その素顔が外に漏れることは許されない。
あの独特の目出し帽は、写真に素顔が撮られないための物なのだ。
こういった団欒のひと時でさえ、気が抜けない瞬間があるのだな、と考えさせられた。
少し寂しいな。
この人たちが笑顔で写真を撮ったりする日が早く来ればいいのに。
私のデジカメのデータを見て、「これはどこだ?この子は日本人か?かわいいじゃないか!」
って言ってるおっちゃんは、その辺にいるおっちゃんとなんら変わりないのにな。
サパティスタの人達の素顔が見れた、大変貴重な夜でした。
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