さぁ！今日は気合入れて、ロード探しの旅に出ます。
昨日あらかじめ、インフォメーションセンターにてトラケパケ行きのバスを確認。
インフォメーションのおじさんに聞いた番号のバスに乗ります。
ところが、なんとなーく乗ってたらトラケパケ通り過ぎて隣街まできちゃった。
バス代ケチって歩いてみる。
・・・が着かない。遠い。
いつの間にかハイウェイっぽいトコに来ちゃったし。
しょうがなくまたバスに乗る。
今度はちゃんと運転手さんに確認して、トラケパケで降ろしてもらう。
トラケパケに来たものの、こっからの手がかりは住所のみ。
街の人に聞くしかない。
とりあえず、暇そうにしてたおじさん2人組みに住所の書いた紙を見せる。
「この住所知ってる？この人探してるのー」
けど、全然知らない様子。
「この人は陶器の会社の社長さんなんだ。お父さんの友達なんだー」
ってつたないスペ語で説明。
うーん。全然知らないみたい・・・
住所の下に書いてあった電話番号にもかけてくれたけど、番号が変わってて繋がらない。
うーん。困った。
とても親身になってくれてありがとう。
とりあえず、街の中心はあっちだからあっちへ行けと言われる。
メキシコの家はそれぞれの番地が分かりやすく、家の玄関の壁に書かれてる。
ロードの家の番地を探してとりあえず歩く。
そして同じ番号の番地の家発見！！
ピンポーン。
ドキドキ。
・・・誰も出ません。えー
隣の家の人に聞いてみる。
この住所はここじゃない。こっちだ。って来た道を指される。
えー戻るの？
不安なので向かいの店の人に聞く。
あっちだって街の中心の方向を指される。どっちよー
また近くのジュース屋さんに確認。
これはあっちだて街の中心の方向を指される。
よし、街の中心を目指そう。
そこからはポリスメンに聞きながら、なんとかそれっぽい家を見つけ出す。
社長にしては地味な家だよ？
とりあえずドアをノック。「オラー」って言ってみる。
中から、さわやか好青年が出てくる。
住所を聞くとここで間違いないみたい。
ロードって知ってる？って聞くと、「ちょっと待って」って中へ。
中からおばさんが出てくる。
ロードの奥さんでは無いっぽい・・・
「ロードは今いないの。」っぽいことを言われる。がーん。
「日本から来たの。ロードとお父さんは日本で友達だったの。」とつたないスペ語で説明。
したら中に通されて、電話するから待っててっぽい事を言われる。
どうやらこの人はロードの妹さんらしい。
電話を代わられる。
ちょっとドキドキ。
とりあえずスペ語で「ロードですか？わたしはけいじの娘です。」って言ってみる。
したら、ロードのテンションだだ上がりで「けいじーーーーーーー！！」って絶叫する。
スペ語でいっぱい聞かれるけど、わかんなくて「わからない」って言ったら、日本語で
「イツマデイマスカ？」って言ってくれた！
なんか嬉しくて、安心して、涙が・・・！！
どうやらロードは家族旅行中で今週末の土曜日までいないみたい。
アポなしやからしょうがない。
今日はまだ水曜日・・・
こんななにも無い街で待てない。
何よりクリスマスまでにはビーチに行きたいから予定がぎゅんぎゅんなの。
考えた結果、
「土曜日にまた来ます！！」
って言っちゃいました。
いやーやっぱここは何がなんでも会わなきゃダメでしょ！
土曜日にロードに会える！！
とりあえず土曜日までは行きたかったグアナファトに行こう。
でまた戻ってこよう。
バス代もったいないけど、しょうがない！！そうしよう！！
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