アムトラックに揺られること4時間。オハイオ州のトレド市に来ました。
ちなみに「トレド」って言うと通じません。「トリード」です。
あと、「地球の歩き方～アメリカ～」には載ってません。
ガイドブックなし。情報なし。
まだ朝の3時半・・・3時間駅で粘って明るくなったころに行きます。
ってか外、雪降ってるし。激寒い。
トレドにはトレド美術館を見に来ました。
ここのガラスのパビリオンの建物は日本人建築家タッグ「ＳＡＮＡＡ（妹島和世＋西沢立衛）」によるものです。
石川県の21世紀美術館で有名。
重なり合うガラスの曲面が壁となり、室内だったり屋外だったり。
これは必見！！
ってことでとりあえずダウンタウンを目指します。 ・・・がバスが来ない！
今日は泊まらずにまた夜移動するので、バックパック君（10㌔）も背負って移動です。きつい。
バスが来る気配がないので行けるとこまで歩くことにする。
30分ほどで、ダウンタウン到着。
まだ朝早いのでカフェで時間を潰します。 ・・・がカフェがない！！
人もいない。活気が無い。もう8時だよ？日曜だからか？
白人青年にここは危ないからとバス停まで案内してもらう。
とりあえず、美術館まで行ってカフェを探そう。
ここには何もない。
・・・がバス来ない！
この街のバスはどうやら一時間に一本の割合みたい。
黒人Girlと一緒に待ちます。
「他にバス見た？」って言われて「NO」って言う。不安。
地元人の彼女も不安そう。 ・・・ってか雪がすごい。寒い。
40分待ってやっとバス来た。
黒人Girlに降りるトコを教えてもらって美術館到着。ありがとー
おー美術館だー
オープンはあと2時間後か。 ・・・ってか風もすごい。
とりあえず、カフェに行きたい。腹減った。
・・・カフェない。何もない。荷物重い。お腹すいた。激寒い。
やばい、悪条件が揃ってる。
とりあえず、外観だけ撮影。
寒さと肩が限界を迎える。 もうむりー 心が折れた。
帰るってか暖かいトコ行きたい。
またまたバスを40分程待ってダウンタウンもアムトラ駅も通り越して西へ。
みんなが降りたので、降りる。
マック発見。あーーーーーーー暖かい。スープってこんなに旨いんだ。
ずーっとここにいたい。って3時間もいたよ。
元気になったのでもう一度、美術館に行こう。
バスを待つ。全然来ません。
簡易待合ブースに黒人男性あらわる。ちょっと警戒。
タバコを吸う彼。「あっ、ごめん」って外に出ようとします。外は極寒ですよ。
２人だけだったので「私は大丈夫だよー日本人はみんなどこでも吸うし（気の利いた嘘）ここだけ今は日本ねー」
って言います。アメリカはタバコ吸うのはほぼ100％外しかダメです。日本以上に。
それからいろんなお話をします。
音楽や映画や日本やアメリカや旅のことやら話します。
彼の行ってることは３割くらいしか分かりませんが、質問するとたくさん答えてくれます。
名前はアーサーです。レゲエ好きらしいです。人の良さを感じます。
記念に日本の100円玉をあげました。私のこと覚えててねー
別れ際に何度も「Take it easy」って言ってくれた。
気楽に行くよーありがと！！
トレドは田舎でみんなお金なさそうな風貌をしてるから警戒するけど、みんなよく話しかけてくれます。
中には危ない人もいますが、基本観光客が珍しいみたいです。
L.AやN.Yとはまた違った人の温かさを感じました。
結局またしても心が折れて美術館は諦めました。
悪条件揃いまくって、観光に不便で2度と来たくない！って思ったけど、人の温かさに触れてまた来てもいいかなって思いました。
みんなが住んでる街だから悪く言っちゃダメだ。
観光だけが旅じゃないな。そう思いました。
17時半にアムトラ駅に到着。
・・・閉まってる？
オープン時間は夜の21時から昼の12時までだそうで。完全夜型。
どんだけ待たす街なんだよ。２度と来るかバカ！
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