ダイニングの配置はどうがいい?③ | 建築家との家創りって?

ダイニングの配置はどうがいい?③

昨日は。
昔からあるキッチンとダイニングの関係で、
流行りではないけど、すごく合理的で機能的。

そんなカタチがあるんですよ。
という話をしました。

ダイニングを中心に周囲にキッチンや家電、
食器棚で囲むようなカタチでしたよね。

それもわかるんだけど。。
やっぱり、新しい家では対面キッチンに憧れる。
そういう方も多いかなと思います。

では。
最近のダイニングキッチンのカタチで
どうなのかを考えていきましょう。

最初に思いつくのは。
ペニンシュラ型かアイランド型の
フラット対面キッチンがあって、キッチンの前に
ダイニングテーブルを配置するカタチですよね。

とてもよく採用されるカタチです。

ダイニング側に収納を設けたりして、
ダイニングから手の届くところに、
ちょっとしたモノを収納しておけるので、
とても便利です。

ただ。
キッチンで盛り付けた料理は、
キッチン上に置いたまま、
調理した人がぐるりと回りこんで、
ダイニングテーブルへ移動する必要があります。

食事した後も同じで。
ダイニングからキッチンへ皿を移動して
ぐるりと回りこんで、キッチンで洗う。

そんな動きが必要ですよね。

その動作が気にならないのであれば、
全然いいですよ。

でも。その回り込みがへると嬉しい。
なんて思ってる方であれば、
他のカタチがよいかもしれませんよ。

とはいっても。
対面キッチンには憧れるしなぁ。。。

そういう方であれば。
ダイニングをキッチンの脇に配置する。
その形がすごく合理的かもしれません。

キッチンのすぐ脇がダイニングなので、
皿を置いて、調理した料理を直接
盛り付けることもできますし、
食後の皿を横移動で済みますよね。

このカタチでしたら。
対面であることと、調理配膳を
合理的にすることができますね。

ただし。
一つ気になる点として。

キッチンとダイニングが一体の方が
最短距離で移動できるのですが。。

キッチンの対面側へ移動しようとすると。。
ダイニングまで回り込まないといけないので、
距離が長くなることでしょうね。

でも。調理動線が短いのは、大きなメリット。
これが最善な方もいるでしょうね。


ということで。
ダイニングをどこに配置するのか。

ただ流行りだからということでなく、
使い勝手も視野に入れながら、考えて
決めていただけるといいなと思います。