孔の開いた壁とか。磁石のつく壁とか。 | 建築家との家創りって?

孔の開いた壁とか。磁石のつく壁とか。

なんだか不思議な写真ですよね(笑)

 

何にフォーカスしてるのかというと。。

右側の穴の開いたボードです。

 

色が黒いので、いまいちピンときませんが、

こちら、有孔ボードという素材です。

 

内装材として使います。

 

昔ながらの使い方は、音楽室でしょうか。

音楽室??

 

そう。

音楽室の内装って、こんな板が貼ってありませんでしたか?

 

はい。

きっと貼ってはったはずですよ。

 

その目的は、吸音なんです。

この孔から音が裏へ進入して、奥の空気層で

熱エネルギーに変換されて、音が吸収されるんですよね。

 

ちなみに。裏に空気層がなければ、吸音しません。

 

こちらの家では吸音する音楽室があるのか???

いやいや。違うんですよ。

 

こちらをご覧ください。

 

たくさん開いている孔に、専用のフック等の金物を取り付けて、

壁面に何かを飾ったり、収納しておいたりすることができるんです。

 

あまり重たいものですと、孔が破断してしまいますが、

ある程度までは大丈夫。

 

画像のように、デスク周りに採用すると

いろんな細かなものを、ひっかけておけて便利です。

 

趣味の釣り道具なんかを引っ掛けてますね。

 

こちらは、有孔ボードではありません。

何かって?

 

磁石がひっつくボードで、ホーローパネルといいます。

 

磁石のついたフックなんかは、100円均一でも売ってたりします。

それらを使えば、こんな風に壁面をつかうことができますよ。

 

ちなみに、ホーローパネルは、油性マジックで書いてしまっても

ふき取って消すことができるので、それも面白いですね。

 

 

新築の時って、壁に釘を打ったり、画鋲をさしたりするのって

抵抗がありますよね。

 

こういった素材を上手に使えば、そういった心配もなく、

壁を有効に活用することができます。

 

そういった素材って、結構ありますよ。

 

いろいろ探してみてくださいね。

 

 

さぁ。今日も家づくり楽しんできます!