タイルに合う外壁材をセレクトする | 建築家との家創りって?

タイルに合う外壁材をセレクトする

いろんな色が並んでいてきれいですよね。

 

これは、外壁に使う素材で、セメントを固めてできている

窯業系サイディングといいます。

 

窯業系サイディングは、戸建住宅でよく採用されます。

 

よく見かけるのは、タイルや石目の柄をつけた

デザインのパネルです。

 

いろいろある中で、今回は、できるだけフラットな面状を

探しています。

 

理由は。。

外壁の一部に、磁器質タイルを採用するからです。

 

??と思われた方もいるでしょうか。

 

実は、タイル風のサイディングをそのまま使うのであれば、

それはそれでよいのですが、本物のタイルの近くで、

タイル調サイディングを使うと、偽物感が浮き立ってしまうんです。

 

それと。

凹凸で表情のあるタイルなので、

それを引き立たせるため、できるだけ大人しめがいいと

思ったのも、理由の一つ。

 

色柄も大事なんですけど、そういった周りとのバランスって

結構大事だったりしますよ。

 

こちらは、一部を拡大したところ。

 

よく見てください。

上と下で、同じ白ですが、雰囲気違いますよね。

 

表面が完全にフラットなのか、少し凹凸が付いているのかが

違います。

 

これくらいであれば、タイルとの相性は問題ないのですが、

手触りや見え方をしっかり比較してきました。

 

ここまでのことって、カタログではわかりません。

なので、やはり実物を見ながら、検討するのが一番ですね。

 

 

外壁の一つを選ぶことも、こんな風に、

しっかりと比較検討しながら、ご提案していくようにしています。

 

大事な大事な家創りですからね。

 

 

さぁ。

今日も家創り。楽しんできます!!