先日、芝浦に立地する、もうすぐ竣工のとある物件のモデルルームを見る機会がありました。
この物件は48階建てのマンション、説明によると分譲価格帯は2000万円~2億円で、すでに完売とのこと。

想定している購買層は、外資企業に勤めている独身男性からペットと共に暮らしたい人、子育てを終えた夫婦まで様々。

この物件のセールスポイントは、アクセスの良さ、高層階から眺望(東京タワー、六本木、横浜の花火大会)、ダブルオートロックシステム、エントランスに流れる滝、ドッグラン、都心に居ながらのプレイベートガーデンなどなど。

それで、モデルルームの構成はというと、3種類用意されていたモデルルームの1つは2億円の物件に相当し、これは48階に位置し、広さは約150㎡。

機能としてはセントラルヒーティング、トイレが2つ、洗面台が2つ、IHクッキングなど、とにかく贅沢を満たすような空間構成になっていました。

そして、こうした屋内外のコンセプトが100年先も古びないサステナブルなライフスタイルを実現すると謳っているのです。

正直、こうした現実が存在することには驚きました。

確かに、このマンションの購買層は一般層から外れているかもしれないけれども、個人的には今までいわゆる庶民をターゲットとしたモデルルームしか見てこなかったのである種のギャップを感じざるを得ませんでした。

しかも、このマンションが完売している現状からすると、こうしたライフスタイルは支持されているのでしょう。

だとすると、こうした現実に対して僕たち学生はどのように解釈すればよいのでしょうか?

ただ、お金をかけた物件を、お金を払える人が購入しているだけなのでしょうか?

つまり、サステナブルなライフスタイルを追求するときに僕らはどのようなスタンスを取れば良いのかを考えさせられます。

ローコストからハイコストまでの多様なそれぞれのニーズに対して、どのようなものを考えていく必要があるのか。

今までは得てして最小限のコストと材料の中で、しかもある程度、生活者のライフスタイルを規定して考えようとしていた嫌いがあります。

人々が求めているライフスタイルの充足するために僕らがとるべきアプローチはどういうものなのでしょうか?